議会運営委員会速記録第四号

平成十七年十一月二十四日(木曜日)
議会運営委員会室
   午前十一時三十九分開議
 出席委員 二十二名
委員長野村 有信君
副委員長新藤 義彦君
副委員長中村 明彦君
副委員長石井 義修君
理事吉野 利明君
理事三宅 茂樹君
理事柿沢 未途君
理事相川  博君
理事中嶋 義雄君
理事吉田 信夫君
大西由紀子君
秋田 一郎君
川井しげお君
倉林 辰雄君
林田  武君
きたしろ勝彦君
初鹿 明博君
花輪ともふみ君
酒井 大史君
東村 邦浩君
古館 和憲君
松村 友昭君

 欠席委員 一名

議長川島 忠一君
副議長木内 良明君
財務局長谷川 健次君

本日の会議に付した事件
第四回定例会の招集について
第四回定例会提出予定案件について
議員の褒章受章について
文書質問に対する答弁書の送付について
閉会中における特別委員の辞任及び選任について
知事発言について
会議予定について
質問について
意見書、決議について
請願陳情について
東京都議会友好代表団の報告について
定例会開会当日の音楽演奏について
請願の審査について
(1)一七第三三号 都議会政務調査費の収支報告書に領収書の添付を義務付けることに関する請願
(2)一七第三四号 都議会議員の費用弁償を実費弁償とすることに関する請願

○野村委員長 ただいまから議会運営委員会を開会いたします。
 初めに、第四回定例会について申し上げます。
 本件につきましては、知事より、十二月一日に招集したい旨、議長に申し出がありましたので、ご報告いたします。

○野村委員長 次に、今定例会に提出を予定されております案件について申し上げます。
 本件につきまして、谷川財務局長から説明があります。

○谷川財務局長 第四回定例会に提出を予定しております議案は、お手元の平成十七年第四回東京都議会定例会提出予定議案件名表の表紙に記載してございますように、ただいまのところ、条例案四十四件、契約案五件、事件案八十一件、合わせて百三十件でございます。
 まず、条例案からご説明申し上げます。
 お手元の件名表の一ページから一一ページまでが条例案でございます。四十四件のうち、新設条例が五件、一部改正条例が三十七件、廃止条例が二件となっております。
 このうち、主な案件につきましてご説明させていただきます。
 初めに、新設する条例でございます。
 一ページ一段目の東京都学校経営支援センター設置条例は、都立学校の自律的な学校経営を支援し、教育の充実を図るため、学校経営支援センターを設置することに伴いまして、名称、位置、事業等を規定する条例を新設するものでございます。
 次の二段目、東京都市計画事業晴海四・五丁目土地区画整理事業施行規程は、都施行によります土地区画整理事業を中央区晴海四丁目付近で実施いたしますので、区画整理法の定めに従い施行規程を定めるものでございます。
 次の三段目、東京都国民健康保険調整交付金条例は、国民健康保険法の一部改正により、区市町村に対する交付金制度が新設されますので、同法の規定に基づき条例を新設するものでございます。
 このほか、都立産業技術研究所の地方独立行政法人化に伴いまして所要の手続を規定する条例二件を新設いたします。
 続きまして、一部を改正する条例でございます。
 まず、二ページ三段目、職員の給与に関する条例の一部を改正する条例以下の六件でございますが、東京都人事委員会の勧告に従いまして、今年度の公民格差に基づき職員給与を改正いたしますほか、給与の構造及び制度を、職責、能力、業績に応じたものへと見直すことを内容といたしまして改正を行うものでございます。
 このほか、今回の人事委員会勧告に従いまして改正いたします条例でございますが、学校職員等に関するもの六件と、公営企業職員に関するもの一件を予定いたしております。
 次に、四ページ二段目、東京都都税条例の一部を改正する条例は、自動車保有手続のワンストップサービスの運用開始に伴いまして、自動車税の徴収手続等について規定を整備するものでございます。
 次に、六ページ四段目、東京都立学校設置条例の一部を改正する条例以下の二件は、都立大島海洋国際高等学校の新設に伴いまして規定を整備するものでございます。
 次に、一一ページ一段目、性風俗営業等に係る不当な勧誘、料金の取立て等の規制に関する条例の一部を改正する条例は、都民生活の平穏及び清浄な風俗環境の保持を図るため、営業禁止区域等における性風俗営業等への場所の提供の規制を強化いたすものでございます。
 このほか、法令の改正等に伴いまして規定を整備いたすものなど二十件を予定いたしております。
 次に、一三ページから契約案でございます。
 一段目の地下車路出路築造工事のほか、新海面処分場Gブロック西側護岸建設工事など五件を予定しております。
 契約金額は総額約七十二億円でございます。
 次に、資料一五ページ以下に記載の事件案についてご説明いたします。
 全八十一件のうち、一五ページ二段目記載の東京都人権プラザの指定管理者の指定についてを初めといたしまして、七十一件が指定管理者の指定に関するものでございます。それぞれの所管局で選定いたしました候補者について、地方自治法の定めに従い議決をお願いするものでございます。
 このほかの事件案でございますが、まず、一五ページ四段目、神宮前一丁目民活再生プロジェクト事業契約の締結については、同事業を実施するに当たりまして、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律に基づき議決をお願いいたすものでございます。
 次に、二五ページの一段目及び二段目ですが、いずれも地方独立行政法人産業技術研究センターに関するものでございまして、都から同センターへの権利の承継及び定款について、地方独立行政法人法に基づき議決をお願いいたすものでございます。
 このほか、当せん金付証票の発売についてなど七件を予定しております。
 以上で説明を終わります。よろしくご審議のほどお願いいたします。

○野村委員長 説明は終わりました。

○野村委員長 次に、議員の褒章受章について申し上げます。
 お手元配布の名簿のとおり、去る十一月三日付の秋の褒章受章で、佐藤裕彦議員、樺山たかし議員、山田忠昭議員並びに神林茂議員が藍綬褒章を受章されました。
 心からお祝い申し上げます。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議においてその旨ご報告いたしますので、ご了承願います。

○野村委員長 次に、文書質問に対する答弁書の送付について申し上げます。
 さきの定例会において提出のありました文書質問に対し、知事より答弁書が提出されましたので、議長より、質問趣意書とともに各議員あて送付いたしておきました。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○野村委員長 次に、閉会中における特別委員の辞任及び選任について申し上げます。
 平成十六年度各会計決算特別委員について、お手元配布の名簿のとおり、議長において、それぞれ辞任を許可し、後任委員を選任されました。ご了承願います。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議において報告の上、承認を得ることになりますので、ご了承願います。

○野村委員長 次に、知事発言について申し上げます。
 知事より、定例会招集当日の本会議において発言を行いたい旨、議長に申し出がありました。
 本件は、申し出のとおり発言を許可したいと思いますので、ご了承願います。
 時間は二十分程度とのことです。

○野村委員長 次に、今定例会の会議予定につきまして、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○松原議事部長 お手元の平成十七年第四回定例会会議予定表(案)をごらんいただきたいと存じます。
 本日二十四日が告示日でございまして、会期は、十二月一日から十五日までの十五日間でございます。
 十二月一日が招集日でございまして、本会議を開き、会期の決定、知事の発言等がございます。
 十二月二日から六日までの五日間、議案調査のため休会いたします。
 十二月七日及び八日の二日間は、本会議を開きまして、代表質問及び一般質問等を行います。
 十二月九日から十四日までの六日間は休会いたしまして、常任委員会審査を行います。
 十二月十五日は最終日でございます。本会議を開きまして、議案の議決等を行い、閉会となります。
 以上でございます。

○野村委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○野村委員長 それでは、そのようにいたします。

○野村委員長 次に、質問につきまして、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○松原議事部長 各会派の質問時間につきまして、理事会における協議結果をご説明いたします。
 質問日は二日間でございまして、各会派の質問時間は、自民党百三十六分、民主党九十九分、公明党六十五分、日本共産党三十七分、生活者ネット八分、合計三百四十五分となりました。
 以上でございます。

○野村委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○野村委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、質問通告書は、十二月五日正午までに議長までご提出願います。
 また、念のため申し上げますが、質問通告書については、都政一般、知事の基本姿勢またはその他ということではなく、具体的にご記入いただきたいと思います。ご協力をお願いいたします。

○野村委員長 次に、意見書、決議について申し上げます。
 本件につきましては、提出要領に基づき、十二月十四日正午までに議長までご提出願います。

○野村委員長 次に、請願陳情について申し上げます。
 十二月一日までに受理した分は質問終了日に、その後の分で十二月十四日正午までに受理した分は最終日に、それぞれ所管の委員会に付託することとし、また、付託審査中のもので報告のありました分につきましては最終日に上程して議決することにしたい旨、議長から申し出がありました。よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○野村委員長 それでは、そのようにいたします。

○野村委員長 次に、東京都議会友好代表団の報告について申し上げます。
 去る十一月十三日から十九日まで、北京市及びソウル特別市へ東京都議会友好代表団が派遣され、友好交流の推進と都市問題等に関する視察という所期の目的を果たし、無事帰国されたことをご報告申し上げます。
 なお、本件につきましては、定例会開会当日の本会議におきまして、団を代表して、団長の木内良明副議長からご報告がありますので、ご了承願います。
 時間は五分程度とのことです。

○野村委員長 次に、定例会開会当日の音楽演奏について申し上げます。
 先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○松原議事部長 お手元配布の第四回定例会開会当日の音楽演奏(案)についての資料をごらん願います。
 演奏日時は十二月一日、定例会開会当日の十二時四十分からでございます。
 今回の演奏は、東京都交響楽団メンバーによる弦楽四重奏で、曲目は、中田喜直作曲「小さい秋見つけた」、続いてモーツァルト作曲「ディヴェルティメント第一番K.一三六」より第一楽章、モーツァルト作曲、歌劇「フィガロの結婚」よりアリア「恋とはどんなものかしら」、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー作曲「イエスタディ」、最後にBEGIN作曲「涙そうそう」でございます。
 演奏者は、東京都交響楽団の四名のメンバーでございます。
 演奏時間は、おおむね十六分でございます。
 当日は、十二時に本会議開会予定放送に合わせまして、演奏予告放送を行います。十二時三十五分に参集の放送を行いますので、十二時四十分までに議席にご着席いただきます。十二時四十分から演奏が開始されます。終了後、十三時に本鈴及び放送を行い、定例会開会となります。
 以上でございます。

○野村委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○野村委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、各会派におかれましては、開会当日は十二時四十分までにお集まりいただきますよう、特段のご配慮をお願いいたします。

○野村委員長 次に、請願の審査を行います。
 まず、一七第三三号、都議会政務調査費の収支報告書に領収書の添付を義務付けることに関する請願を議題といたします。
 事務局の説明を求めます。

○谷村管理部長 一七第三三号、都議会政務調査費の収支報告書に領収書の添付を義務付けることに関する請願につきましてご説明申し上げます。
 本請願は、豊島区の五十嵐稔さんから提出されたものでございます。
 請願の趣旨でございますが、政務調査費の収支報告書を提出する際、領収書の添付を義務づけることにしていただきたいというものでございます。
 現在の状況ですが、東京都政務調査費の交付に関する条例第十条一項におきまして、調査費の交付を受けた代表者は、収支報告書を交付を受けた日の属する年度終了の日の翌日から起算して三十日以内に議長に提出しなければならないと規定されております。
 また、調査費の適正な執行の確保を図るため、同条例施行規程第四条におきまして、経理責任者は、調査費に係る経理帳簿、領収書等を整理し、または保管し、及び調査費の適正な執行に努めるものとすると規定されております。
 さらに、条例第十条二項では、議長は、収支報告書が提出されたときは、必要に応じて調査を行うこととし、同条例施行規程第六条二項で、会派の代表者に対し、経理帳簿等の提示を求めて調査することができると規定しているところでございます。
 以上で説明を終わります。

○野村委員長 説明は終わりました。
 本件について発言を願います。

○柿沢委員 本委員会に付託されております請願第三三号についての都議会民主党として意見を申し上げます。
 このような議会にかかわるあり方の見直しについては、先般、自民党、民主党、公明党の三会派の幹事長合意に基づいて、議会制度全般について見直しの協議が進められることになっております。
 今回の請願については、そのうち政務調査費について取り上げたものでありますが、その願意については、我が会派としても賛同できる部分もあるものの、いまだ、会派間による協議を進めようとしている状況のもとでありますので、この点だけを取り出して議会としての結論を出すというのは時期尚早であるというふうに考え、現時点では不採択といたしたいというふうに思います。
 以上をもって、都議会民主党としての意見表明といたしたいと思います。

○古館委員 それでは、日本共産党を代表いたしまして、一七第三三号、都議会政務調査費の収支報告書に領収書の添付を義務づけることに関する請願について意見を述べます。
 都議会の政務調査費は、各会派に議員一人当たり月額六十万円で、全国最高額となっております。その使途の報告は、一枚の収支報告書を提出するだけで済まされており、これまで使途の透明性の確保が強く指摘されてまいりました。
 都議会議員選挙でも大きな問題となり、当選した新しい都議の六割以上が領収書を添付すべきとマスコミのアンケートに答えております。新しい都議会議員が公約を誠実に実行し、速やかに条例改正を行い、収支報告書への領収書添付の義務づけに踏み出すことが必要だと考えております。
 したがいまして、この請願に賛成であり、趣旨採択を主張するものであります。
 以上です。

○大西委員 生活者ネットワークとして、都議会政務調査費の収支報告書に領収書の添付を義務付けることに関する請願について意見を表明します。
 政務調査費の領収書添付は、幾度も提案されながら、政治活動は機密性が保持されるべき、他会派に手のうちを明らかにできない、議員活動の自由を奪う、今でも内規で領収書の添付を義務づけ、議長のチェックを受けており、おかしな使い方はしていないなどの理由で制度化には至っておりません。
 九月議会には、民主、共産から二つの条例案が出され、その扱いをめぐり協議され、ようやく政務調査費の使途について透明化すべきであることが全会派で一致しました。
 今後、具体的な方策及び検討体制等について協議していくことが対案として出されており、期待するものです。議会改革が迫られている中、最も重要なことは透明性と公開性です。生活者ネットワークは、従来より税金の使い道に対する議員の説明責任を果たすために、義務化された収支報告書のみの提出だけでなく、支出を証する領収書を添付する、これを原則的に情報公開の対象とすべきと主張してきました。
 政治活動の自由にかかわる議論は踏まえるとしても、開示を原則とする各会派の合意に向けた努力を求めるものです。
 よって、今回のこの請願に対しましては、趣旨採択が適当と思っております。

○野村委員長 ほかに発言がなければ、これより採決を行います。
 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、趣旨採択とすることに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○野村委員長 起立少数と認めます。よって、請願一七第三三号は、不採択と決定いたしました。

○野村委員長 次に、一七第三四号、都議会議員の費用弁償を実費弁償とすることに関する請願を議題といたします。
 事務局の説明を求めます。

○谷村管理部長 一七第三四号、都議会議員の費用弁償を実費弁償とすることに関する請願につきましてご説明申し上げます。
 本請願は、豊島区の五十嵐稔さんから提出されたものでございます。
 請願の趣旨でございますが、都議会議員の費用弁償を公共交通機関の実費計算での支給にしていただきたいというものでございます。
 現在の状況ですが、東京都議会議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例第九条の規定によりまして、都議会議員が招集に応じて本会議、委員会等に出席したときは、一日につき、特別区及び島部に住所を有する議員に対しましては一万円、その他の議員に対しましては一万二千円を費用弁償として支給しているところでございます。
 なお、費用弁償の内訳といたしましては、居住地からの往復の交通費だけでなく、雑費なども含まれており、他の道府県でも同様の考え方のもとに支給しているところでございます。
 以上で説明を終わります。

○野村委員長 説明は終わりました。
 本件について発言を願います。

○柿沢委員 改めて、請願三四号について意見を述べさせていただきます。
 先ほど申し上げたとおり、これから議会制度全般についての協議が進められようという段階でありますので、現時点で、この問題について特定して取り上げて結論を出すということは時期尚早であると考えますので、不採択を求めたいと思います。
 それをもって意見といたします。

○古館委員 それでは、日本共産党を代表いたしまして、一七第三四号、都議会議員の費用弁償を実費弁償とすることに関する請願について意見を述べます。
 都議会議員が議会に出席するたびに、一日一万円ないし一万二千円の定額が支給される費用弁償の改善も都議会議員選挙で問われました。この問題でも、当選した都議会議員の五七%が、必要だが額などを見直すべきとか、必要ないとアンケートに答えております。
 東京都の各種審議会委員等の費用弁償は、公共交通機関による交通費が原則となっていることからも、この請願につきましては、趣旨採択が適当であると考えています。よって、趣旨採択を主張いたします。
 以上です。

○大西委員 都議会議員の費用弁償を実費弁償とすることに関する請願について、生活者ネットワークとして意見表明します。
 平成十二年三月、より都民に開かれた、わかりやすい、信頼される都議会の実現に向けて、議会運営委員会理事会のもとに、都議会のあり方検討委員会が設置され、開かれた議会の実現、議会の活性化などについて議論され、報告書としてまとめられました。
 その中で、費用弁償の議論では、支給対象や増額、削減といった問題等も検討すべき、また、都民から報酬の二重取りとの指摘もあり、廃止も含めて検討が必要などの意見が出され、今後、費用弁償のあり方について再検討することを提案することで、全委員の意見が一致と報告されていますが、その後、検討は行われていません。
 今、国では議員年金の廃止が議論されています。東京都でもさまざまな施策の見直しが行われており、今議会でも指定管理者の導入、職員の給与改定、病院の公社化など議案が上げられております。都議会としても、議員年金や役職手当、費用弁償などの見直しに向けて議論を行うことを要望し、今回の請願については、やはり趣旨採択が適当と思っております。

○野村委員長 発言がなければ、これより採決を行います。
 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、趣旨採択とすることに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○野村委員長 起立少数と認めます。よって、請願一七第三四号は、不採択と決定いたしました。
 以上で請願の審査を終わります。
 以上をもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後零時三分散会

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