議会運営委員会速記録第三十九号

平成十六年十一月二十四日(水曜日)
議会運営委員会室
午前十一時三十三分開議
 出席委員 二十二名
委員長比留間敏夫君
副委員長野村 有信君
副委員長名取 憲彦君
副委員長石井 義修君
理事野田 和男君
理事服部ゆくお君
理事高島なおき君
理事富田 俊正君
理事中嶋 義雄君
理事吉田 信夫君
藤田 愛子君
近藤やよい君
いなば真一君
串田 克巳君
中屋 文孝君
鈴木あきまさ君
土屋たかゆき君
大塚 隆朗君
藤井  一君
ともとし春久君
松村 友昭君
大西由紀子君

 欠席委員 一名

議長内田  茂君
副議長中山 秀雄君
財務局長松澤 敏夫君

本日の会議に付した事件
新潟県中越地震災害見舞金について
議員の退職について
会派所属議員数の変更について
第四回定例会の招集について
第四回定例会提出予定案件について
議員の褒章受章について
議員の表彰について
文書質問に対する答弁書の送付について
知事発言について
会議予定について
質問について
各会計決算特別委員について
意見書、決議について
請願陳情について
定例会開会当日の音楽演奏について

○比留間委員長 ただいまから議会運営委員会を開会いたします。
 初めに、新潟県中越地震災害見舞金について申し上げます。
 さきの新潟県中越地震で被災された方々への見舞金につきましては、各会派のご了承をいただき、東京都議会より新潟県に、見舞状を添えて贈呈いたしましたことをご報告申し上げます。
 議員各位におかれましては、ご協力をいただき、まことにありがとうございました。
 なお、本件につきましては、定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○比留間委員長 次に、議員の退職について申し上げます。
 自民党北城貞治議員は、去る十一月七日付をもちまして、公職選挙法第九十条の規定により退職となりましたので、ご報告いたします。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○比留間委員長 次に、会派所属議員数の変更について申し上げます。
 ただいま申し上げましたとおり、北城貞治議員の退職に伴い、自民党から十一月七日付で、所属議員数が五十一名になった旨の届け出が議長にありましたので、ご報告をいたします。

○比留間委員長 次に、第四回定例会について申し上げます。
 本件につきましては、知事より、十二月一日、招集したい旨、議長に申し出がありましたので、ご報告をいたします。

○比留間委員長 次に、今定例会に提出を予定されております案件について申し上げます。
 本件につきましては、松澤財務局長から説明があります。

○松澤財務局長 それでは、ご説明申し上げます。
 第四回定例会に提出を予定しております議案は、お手元の平成十六年第四回東京都議会定例会提出予定議案件名表の表紙に記載してございますように、ただいまのところ、条例案三十五件、契約案三件、事件案二件、合わせまして四十件となっております。ほかに人事案が一件ございます。
 まず、条例案からご説明申し上げます。
 お手元の件名表の一ページから九ページまでが条例案でございます。新設の条例が五件、一部を改正する条例が二十九件、廃止する条例が一件で、合計で三十五件となっております。
 このうち、主な案件につきましてご説明させていただきます。
 まず、新設の条例でございます。
 一ページの上段に記載してございます東京都行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例は、都民の利便性の向上を図り、行政運営の簡素効率化に資するため、都の機関に係る申請等の手続等に関しまして、情報通信の技術を利用する方法により行うことができるようにするための共通事項を定めるものでございます。
 次に、二段目でございます。公立大学法人首都大学東京に係る地方独立行政法人法第四十四条第一項の条例で定める重要な財産を定める条例は、公立大学法人首都大学東京の設立に関して、法の規定により、重要な財産である不動産または動産を条例で定めるものでございます。
 次に、二ページの上段にございます東京都三宅島災害被災者帰島生活再建支援条例は、三宅島災害により島民が長期にわたる避難生活を余儀なくされ、住宅等の生活基盤に著しい被害を受けていることにかんがみ、村民の帰島に際して、東京都がその生活再建を支援いたすものでございます。
 このほか、目黒区大橋地区の市街地再開発事業を実施するために必要な事項を定めるものなど、新設の条例は五件でございます。
 次に、一部を改正する条例でございます。
 まず、三ページの二段目にございます職員の給与に関する条例の一部を改正する条例は、寒冷地手当の支給額等の見直しを行うほか、規定を整備するものでございます。
 次に、同じ三ページの四段目から五ページ上段に記載してございます六件の条例は、都立大学等の廃止に伴いまして、条例中の大学に関する部分を削除するなど、規定を整備するものでございます。
 次に、五ページの方でございますが、二段目にございます東京都個人情報の保護に関する条例の一部を改正する条例は、個人情報の保護に関する法律の施行等に伴い、東京都が保有する個人情報の保護措置のさらなる徹底を図るとともに、民間部門における個人情報の取り扱いについての都の役割を定め、個人の権利利益を保護するため改正を行うものでございます。
 次に、三段目に記載の東京都情報公開条例の一部を改正する条例は、都が地方独立行政法人を設立することに伴い、地方独立行政法人における情報の取り扱い等に関する規定を設けるほか、所要の改正を行うものでございます。
 次に、七ページをごらんいただきたいと存じます。上段の東京都福祉保健局関係手数料条例の一部を改正する条例は、薬事法の改正に伴い、医薬品製造販売業の許可等に関する手数料に係る規定を設けるほか、規定を整備するものでございます。
 次に、九ページをごらんいただきたいと存じます。上段の公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例の一部を改正する条例は、繁華街等において都民が迷惑または不安を覚えている客引き、勧誘、客の誘引、客待ち及び暴力団の威力を示す行為を規制するとともに、ピンクビラ等の配布行為等の規制を強化するほか、規定を整備するものでございます。
 次に、二段目に記載の性風俗営業等に係る不当な勧誘、料金の取立て等の規制に関する条例の一部を改正する条例は、都民生活の平穏及び清浄な風俗環境を保持するため、不当な客引き行為等を用いる性風俗営業等を新たに規制するものでございます。
 そのほか、法令等の改正に伴いまして規定を整備するものなど、ただいま説明申し上げました条例を含め、一部を改正する条例が二十九件となっております。
 次に、廃止する条例でございますが、一件を予定しております。
 九ページ、三段目に記載の東京都立大学条例等を廃止する条例は、公立大学法人が設立する首都大学東京の開学に伴い、東京都立大学条例、東京都立科学技術大学条例、東京都立短期大学条例、東京都立保健科学大学条例を廃止するものでございます。
 なお、現行の東京都立大学外三大学につきましては、同法人に引き継がれ、平成二十二年度まで存続することとなっております。
 次に、一一ページが契約案でございます。
 上段記載の都立青梅地区総合学科高等学校--仮称でございますが--改修工事など、契約案は合計三件で、契約金額は総額で約四十一億円となっております。
 一三ページをお開き願います。次は事件案でございます。
 二段目の東京都水道事業の事務の委託の廃止及び瑞穂町公共下水道使用料徴収事務の受託については、地方自治法の規定に基づき、瑞穂町に対する都水道事業の事務の一部の委託を廃止し、また、瑞穂町の公共下水道使用料徴収事務の一部を受託するものでございます。
 最後に、お手元の人事案件につきましてご説明申し上げます。
 東京都教育委員会委員で十二月二十四日に任期満了となります國分正明氏の後任には、高坂節三氏を任命いたしたいと存じます。同意につきまして、よろしくお願い申し上げます。
 なお、追加提案を予定しております事件案が二件ございます。いずれも首都大学東京に関するものでございまして、一件目は、平成十七年四月に公立大学法人首都大学東京を設立するため、総務大臣及び文部科学大臣の許可を受けるに当たり、都議会のご議決をいただき定款を定めるものでございます。
 二件目は、設立団体である東京都は、資本金の額の二分の一以上に相当する資産その他の財産を出資することとなりますが、財産を出資することに際しまして、都議会のご議決をいただく必要がございます。定款に記載する財産及び出資する財産の価格は、財産価格審議会に諮り、決定を待っておりましたため、現在、議案を作成いたしております。準備が整い次第、提出いたしたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審議をお願い申し上げます。
 以上でございます。

○比留間委員長 説明は終わりました。
 ご苦労さまでした。
 ただいま説明のありました案件のうち、人事案件につきましては、質問終了日の本会議に上程し、委員会付託を省略の上、議決したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○比留間委員長 それでは、そのようにいたします。

○比留間委員長 次に、議員の褒章受章について申し上げます。
 お手元配布の名簿のとおり、去る十一月三日付の秋の褒章受章で、野村有信議員、古賀俊昭議員並びに服部ゆくお議員が藍綬褒章を受章されました。
 心からお祝いを申し上げます。おめでとうございました。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議においてその旨ご報告いたしますので、ご了承願います。

○比留間委員長 次に、議員の表彰について申し上げます。
 去る十月二十六日付で、全国都道府県議会議長会から、お手元配布の名簿の方々が自治功労者として表彰されました。心からお祝いを申し上げます。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議においてその旨ご報告いたしますので、ご了承願います。

○比留間委員長 次に、文書質問に対する答弁書の送付について申し上げます。
 さきの定例会において提出のありました文書質問に対し、知事より答弁書が提出されましたので、議長より、質問趣意書とともに各議員あて送付いたしておきました。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議においてその旨ご報告いたしますので、ご了承願います。

○比留間委員長 次に、知事発言について申し上げます。
 知事より、定例会招集当日の本会議において発言したい旨、議長に申し出がありました。
 本件は、申し出のとおり発言を許可したいと思いますので、ご了承願います。
 時間は三十分程度とのことです。

○比留間委員長 次に、今定例会会議予定につきましては、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○谷村議事部長 お手元の平成十六年第四回定例会会議予定表(案)をごらんいただきたいと存じます。
 本日二十四日が告示日でございまして、会期は、十二月一日から十六日までの十六日間でございます。
 十二月一日が招集日でございまして、本会議を開き、会期の決定、知事の所信表明等がございます。
 十二月二日から七日までの六日間、議案調査のため休会いたします。
 十二月八日からの二日間は、本会議を開きまして、代表質問及び一般質問等を行います。
 十二月十日から十五日までの六日間は休会いたしまして、常任委員会審査を行います。
 十二月十六日は最終日でございます。本会議を開きまして、議案の議決等を行い、閉会となります。
 以上でございます。

○比留間委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○比留間委員長 それでは、そのようにいたします。

○比留間委員長 次に、質問につきましては、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○谷村議事部長 各会派の質問時間につきまして、理事会における協議結果をご説明いたします。
 質問日は二日間でございまして、各会派の質問時間は、自民党百五十四分、民主党六十四分、公明党六十四分、日本共産党四十五分、生活者ネット十八分、合計三百四十五分となりました。
 以上でございます。

○比留間委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○比留間委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、質問通告書は、十二月六日正午までに議長までご提出願います。
 また、念のため申し上げますが、質問通告書については、「都政一般」、「知事の基本姿勢」または「その他」ということでなく、具体的にご記入いただきたいと思います。ご協力をお願いいたします。

○比留間委員長 次に、会派所属議員数の変更に伴う各会計決算特別委員会の会派別割り当てについてご協議を願います。
 本件につきましては、先ほどの理事会協議の結果、現行のとおりとなりました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○比留間委員長 それでは、そのようにいたします。

○比留間委員長 次に、意見書、決議について申し上げます。
 本件につきましては、提出要領に基づき、十二月十五日正午までに議長までご提出願います。

○比留間委員長 次に、請願陳情について申し上げます。
 十二月二日までに受理した分は質問終了日に、その後の分で十二月十五日正午までに受理した分は最終日に、それぞれ所管の委員会に付託することとし、また、付託審査中のもので報告のありました分につきましては、最終日に上程して議決することにしたい旨、議長から申し出がありました。よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○比留間委員長 それでは、そのようにいたします。

○比留間委員長 次に、定例会開会当日の音楽演奏について申し上げます。
 先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○谷村議事部長 お手元の第四回定例会開会当日の音楽演奏(案)についての資料をごらん願います。
 演奏日時は十二月一日、定例会開会当日の十二時四十分からでございます。
 今回の演奏は、東京都交響楽団メンバーによるアンサンブルで、曲目は、モーツァルト作曲「クラリネット五重奏曲 イ長調 K.五八一」より第一楽章、続いて、ポーランド民謡「クラリネット・ポルカ」、さだまさし作曲「秋桜」、クライスラー作曲「愛の喜び」でございます。
 演奏者は東京都交響楽団の五名のメンバーでございます。
 演奏時間はおおむね十六分でございます。
 当日は、十二時に本会議開会予定放送にあわせまして演奏予告放送を行います。十二時三十五分に参集の放送を行いますので、十二時四十分までに議席にご着席いただきます。十二時四十分から演奏が開始されます。終了後、十三時に本鈴及び放送を行い、定例会開会となります。
 以上でございます。

○比留間委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○比留間委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、各会派におかれましては、開会当日は十二時四十分までにお集まりいただきますよう、特段のご配慮をお願いいたします。
 以上をもちまして本日の委員会を閉会いたします。
午前十一時五十一分散会

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