議会運営委員会速記録第十六号

平成十四年十二月十七日(火曜日)
議会運営委員会室
午後二時五十六分開議
 出席委員 二十三名
委員長山崎 孝明君
副委員長宮崎  章君
副委員長石井 義修君
副委員長田中  良君
理事新藤 義彦君
理事星野 篤功君
理事こいそ 明君
理事木内 良明君
理事和田 宗春君
理事木村 陽治君
大西由紀子君
真鍋よしゆき君
鈴木 一光君
林田  武君
高橋かずみ君
中屋 文孝君
中嶋 義雄君
森田 安孝君
藤井  一君
土屋たかゆき君
中村 明彦君
吉田 信夫君
古館 和憲君

 欠席委員 なし

議長三田 敏哉君
副議長橋本辰二郎君

本日の会議に付した事件
 委員会の審議状況について
 議場の議席について
 常任委員会の役員について
 行財政改革基本問題特別委員について
 文書質問について
 委員長の口頭報告について
 討論について
 意見書について
 継続案件について
 東京都議会海外調査団の報告について
 議事日程及び追加議事日程について
 会議順序について
 議会運営委員会の閉会中の継続調査について

○山崎委員長 ただいまから議会運営委員会を開会いたします。
 初めに、委員会の審議状況についてご報告いたします。
 各常任委員会とも、付託議案の審査はすべて終了いたしました。

○山崎委員長 次に、会派所属議員数の変更に伴う議席の割り振りについて、先ほどの理事会で協議いたしました結果、お手元配布の割り振りとすることといたしました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○山崎委員長 それでは、そのようにさせていただきます。
 なお、議席の変更届は、準備の都合もありますので、速やかに議長まで提出願います。
 議席変更表につきましては、変更届の提出があり次第、配布させていただきます。
 また、本件につきましては、明十八日の本会議において、後ほど配布する議席変更表のとおり変更したいと思いますので、ご了承願います。

○山崎委員長 次に、常任委員会の役員についてご協議願います。
 会派所属議員数の変更に伴い、常任委員会の役員の割り当てについて調整が必要となりました。先ほどの理事会協議の結果、常任委員会の副委員長ポストは公明党が四、民主党が三となりました。
 なお、これに伴い、都市・環境委員会の副委員長のポストを民主党から公明党に移動することといたしました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○山崎委員長 それでは、そのようにいたします。

○山崎委員長 次に、行財政改革基本問題特別委員についてご協議願います。
 会派所属議員数の変更に伴い、行財政改革基本問題特別委員の割り当てについて調整が必要となりました。
 先ほどの理事会協議の結果、特別委員の割り当ては公明党が五名、民主党が四名になりました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○山崎委員長 それでは、そのようにいたします。

○山崎委員長 次に、文書質問について申し上げます。
 お手元配布のとおり、七名の議員から通告がありましたので、議長から執行機関に送付いたしておきます。
 なお、本件は、明十八日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○山崎委員長 次に、委員長の口頭報告について申し上げます。
 各常任委員会からの委員長の口頭報告はございません。
 特別委員会につきましては、平成十三年度各会計決算特別委員長及び平成十三年度公営企業会計決算特別委員長より、それぞれ十分程度の口頭報告があります。ご了承願います。

○山崎委員長 次に、討論についてご協議願います。
 本件につきましては、先ほどの理事会で協議いたしました結果、日本共産党、自民党、公明党及び生活者ネットの順序で、それぞれ七分程度行うこととなりました。
 この際、無所属の討論について、木村理事から発言があります。

○木村委員 自治市民の福士議員より討論の申し出がありました。私は、都議会が言論の府である以上、この討論の申し出は認めるべきである。討論時間そのものについては、他会派と同一にするかどうかは話し合いの余地はあると思いますけれども、認めないという提案については承服できない、このことを申し上げたいと思います。

○石井委員 今木村さんからお話がありましたけれども、これは公正公平な議会運営を目指す私たち都議会全体の姿勢にかかわる問題ですから、一言申し上げます。
 これまでも何回もいっていることでありますけれども、私たちは少数意見は尊重しなきゃいけないし、現に尊重していますし、大切にしております。しかしながら、一人会派の人が討論するかしないかということと、それは別の話だと思います。少数会派の人も賛成、反対を明確に意思表示する機会はあるわけだから、私はそれで十分ではないかと思います。
 地方自治法の中にも、一つの会派が他の会派に賛否を誘導する手段として討論はあるんだと、討論の機能をそのように位置づけております。一人会派の人が討論したからといって、他の会派がそれに誘導されるということは、これまでの経過を見ても考えられないわけであります。
 三番目には、本会議での討論回数の多い、少ないがその住民を代表する議員にふさわしいか、ふさわしくないかみたいなチラシをばらまいて、そして大会派に所属する議員を傷つけるような、そういうことが今までしばしばあったわけであります。この賛成反対の討論が、そういうふうに相手を攻撃する道具にも使われるということもあるわけであります。
 したがって、そうした大所高所から見た場合、私は今回の議運の決定でいいと思います。

○山崎委員長 発言は終わりました。
 本件の取り扱いについて採決いたします。
 本件は、起立により採決いたします。
 今定例会の討論については、日本共産党、自民党、公明党及び生活者ネットの順序で、それぞれ七分程度行うことに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕

○山崎委員長 起立多数と認めます。よって、本件はこのように決定いたしました。
 なお、本会議場で無所属議員から討論に関する発言があっても、これを取り上げないことになりますので、ご了承願います。

○山崎委員長 次に、意見書について申し上げます。
 案文は、お手元配布のとおり、意見書七件でございます。
 本件は、各常任委員会において調整済みですので、明十八日の本会議に上程し、議決をすることになります。ご了承願います。

○山崎委員長 次に、継続案件について申し上げます。
 行財政改革基本問題特別委員会から、お手元配布の継続調査事項表のとおり申し出がありました。
 本件は、明十八日の本会議において継続調査の申し出を行うことになりますので、ご了承願います。

○山崎委員長 次に、東京都議会海外調査団の報告について申し上げます。
 去る十一月十六日から十一月二十五日まで、ベルリン、パリ、ブローニュ・ビャンクール市及びモンテカルロ、また、十月十五日から十月二十四日まで、サンフランシスコ、ニューヨーク及びラスベガスへそれぞれ東京都議会海外調査団が派遣され、海外諸都市の施策、問題点などについて調査するという所期の目的を果たし、無事帰国されたことをご報告申し上げます。
 なお、本件につきましては、明十八日の本会議におきまして、調査団を代表して、ベルリン外三都市につきましては川井しげお議員から、サンフランシスコ外二都市につきましては大塚隆朗議員からそれぞれご報告がありますので、ご了承願います。時間はそれぞれ五分程度とのことであります。

○山崎委員長 次に、明十八日の本会議の議事日程について申し上げます。
 本件につきましては、議長において、お手元配布のとおり作成されました。
 また、追加議事日程については、作成され次第配布するとのことです。ご了承願います。

○山崎委員長 次に、明十八日の本会議の会議順序について、議事部長から説明いたさせます。

○稲熊議事部長 お手元の平成十四年第四回定例会会議順序(4)をごらんいただきたいと存じます。
 明十二月十八日午後一時に開議いたします。
 まず、議席の変更を行います。
 諸報告が二件ございます。
 次に、海外調査団の報告を行います。報告を行うのはベルリン等は川井しげお議員、サンフランシスコ等は大塚隆朗議員でございます。
 次に、日程追加の宣告を行います。
 次に、文書質問について報告がございます。文書質問を行う議員は、河野百合恵議員、山口文江議員、清水ひで子議員、かち佳代子議員、古館和憲議員、丸茂勇夫議員、吉田信夫議員でございます。
 次に、日程に入りまして、日程第一から三十三までを一括上程いたしまして、討論を行った後、採決に入ります。
 まず、日程第一から第五まで、十四年度新海面処分場Gブロック西側護岸建設工事請負契約ほかを一括議決いたします。起立採決でございます。
 次に、日程第六、都立豊島地区商業高校改修・増築工事請負契約を議決いたします。起立採決でございます。
 次に、日程第七から第十一まで、都税事務所設置条例一部改正条例ほかを一括議決いたします。起立採決でございます。
 次に、日程第十二から第十四まで、一般職任期付職員採用及び給与特例条例ほかを一括議決いたします。起立採決でございます。
 次に、日程第十五及び第十六、新交通臨海線延伸部鋼けた及び鋼支柱製作・架設工事請負契約ほかを一括議決いたします。起立採決でございます。
 次に、日程第十七、都立新宿地区単位制高校改築工事請負契約を議決いたします。起立採決でございます。
 次に、日程第十八及び第十九、職員退職手当条例一部改正条例ほかを一括議決いたします。起立採決でございます。
 次に、日程第二十から第三十三まで、市町村における都の事務処理特例条例一部改正条例ほかを一括議決いたします。簡易採決でございます。
 続いて、日程第三十四から第五十二まで、十三年度各会計決算認定の件を一括上程し、委員長口頭報告を行った後、採決に入ります。
 まず、日程第三十四及び第三十五、一般会計ほかを一括議決いたします。起立採決でございます。
 次に、日程第三十六、市街地再開発事業会計を議決いたします。起立採決でございます。
 次に、日程第三十七、特別区財政調整会計を議決いたします。起立採決でございます。
 次に、日程第三十八、と場会計を議決いたします。起立採決でございます。
 次に、日程第三十九から第四十四まで、地方消費税清算会計ほかを一括議決いたします。起立採決でございます。
 次に、日程第四十五から第五十二まで、小笠原諸島生活再建資金会計ほかを一括議決いたします。簡易採決でございます。
 続いて、日程第五十三から第六十二まで、十三年度公営企業各会計決算認定の件を一括上程し、委員長口頭報告を行った後、採決いたします。
 まず、日程第五十三、臨海地域開発事業会計を議決いたします。起立採決でございます。
 次に、日程第五十四、病院会計を議決いたします。起立採決でございます。
 次に、日程第五十五及び第五十六、交通事業会計ほかを一括議決いたします。起立採決でございます。
 次に、日程第五十七及び第五十八、中央卸売市場会計ほかを一括議決いたします。起立採決でございます。
 次に、日程第五十九、高速電車事業会計を議決いたします。起立採決でございます。
 次に、日程第六十、下水道事業会計を議決いたします。起立採決でございます。
 次に、日程第六十一及び第六十二、電気事業会計ほかを一括議決いたします。簡易採決でございます。
 続いて追加日程に入りまして、追加日程第一、都立新大学陳情外一件を上程し、議決いたします。起立採決でございます。
 次に、追加日程第二、通称「ながら条例」準備行為撤廃請願を上程し、議決いたします。起立採決でございます。
 次に、追加日程第三、多摩地区都税事務所統廃合計画見直し等請願を上程し、議決いたします。起立採決でございます。
 次に、追加日程第四、荒川区町屋六丁目都営住宅建設陳情を上程し、議決いたします。起立採決でございます。
 次に、追加日程第五、全国戦災犠牲者平和慰霊碑建立陳情外三件を上程し、議決いたします。起立採決でございます。
 次に、追加日程第六、請願十二件及び第七、陳情六件を一括上程し、議決いたします。簡易採決でございます。
 次に、追加日程第八から第十三まで、意見書六件を一括上程し、進行係の動議により議決いたします。簡易採決でございます。
 次に、追加日程第十四、全国戦災犠牲者平和慰霊碑建立意見書を上程し、議決いたします。起立採決でございます。
 次に、行財政改革基本問題特別委員会の閉会中の継続調査議決をいたします。簡易採決でございます。
 次に、請願陳情の新規分を付託いたします。請願九件、陳情六件の計十五件でございます。
 次に、請願陳情の閉会中の継続審査議決をいたします。簡易採決でございます。
 最後に、特定事件の閉会中の継続調査議決を簡易採決で行い、閉議、閉会となります。
 所要時間は、おおむね二時間程度を予定しております。
 以上でございます。

○山崎委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおり進めてまいりますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○山崎委員長 それでは、そのようにいたします。

○山崎委員長 次に、本委員会の閉会中の継続調査について申し上げます。
 お手元配布の特定事件継続調査事項表のとおり、明十八日の本会議において、継続調査の申し出をいたしたいと思いますので、ご了承願います。
 以上をもちまして本日の委員会を閉会いたします。
  午後三時九分散会

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