委員長 | 松本 文明君 |
副委員長 | 比留間敏夫君 |
副委員長 | 田中 良君 |
副委員長 | 石井 義修君 |
理事 | 野村 有信君 |
理事 | 古賀 俊昭君 |
理事 | 樺山 卓司君 |
理事 | 和田 宗春君 |
理事 | 木内 良明君 |
理事 | 木村 陽治君 |
藤田 愛子君 | |
服部ゆくお君 | |
田島 和明君 | |
臼井 孝君 | |
北城 貞治君 | |
秋田 一郎君 | |
林 知二君 | |
河西のぶみ君 | |
真木 茂君 | |
中嶋 義雄君 | |
藤井 一君 | |
吉田 信夫君 | |
古館 和憲君 |
欠席委員 なし
本日の会議に付した事件
委員会の審議状況について
文書質問について
委員長の口頭報告について
討論について
議員提出議案について
意見書等について
継続案件について
議事日程及び追加議事日程について
会議順序について
海外調査計画について
議会運営委員会の閉会中の継続審査及び継続調査について
○松本委員長 ただいまから議会運営委員会を開会いたします。
初めに、委員会の審議状況についてご報告いたします。
各常任委員会とも、付託議案の審査はすべて終了いたしました。
○松本委員長 次に、文書質問について申し上げます。
お手元配布のとおり、六名の議員から通告がありましたので、議長から執行機関に送付いたしておきます。
なお、本件は、明十九日の本会議において、その旨報告いたしますので、ご了承願います。
○松本委員長 次に、委員長の口頭報告について申し上げます。
各常任委員会からの委員長の口頭報告はございません。
特別委員会については、平成十二年度各会計決算特別委員長及び平成十二年度公営企業会計決算特別委員長より、それぞれ十分程度の口頭報告があります。ご了承願います。
○松本委員長 次に、討論についてご協議願います。
先ほどの理事会協議において、討論は、日本共産党、自民党、生活者ネット、民主党、公明党の順序とし、時間はそれぞれ十分程度とすることになりました。よろしゅうございましょうか。
○木村委員 福士敬子議員及び伊沢けい子議員より、それぞれ五分間の討論の要求がありました。私は、討論は議員固有の権利であり、その討論発言は認めるべきだというふうに考えます。
そもそも議会は言論の府であり、少数意見、少数会派を尊重するということが建前でありまして、過日の理事会で確認をいたしましたのは、一人会派から討論の要求があった場合には、その都度、議会運営委員会でこれを検討するということを確認したわけでありますが、それは議事整理上、余りにも煩瑣になることを避けるという意味で認めない場合もあり得るという確認でありました。
今回、二人の議員から要求されましたのは、要求時間もそれぞれ五分ずつでありますし、合わせても十分ということを考えれば、討論は当然認めてしかるべきだと思いますが、そのようにお取り計らい願いたいと思います。
○藤田委員 議会運営委員会として、申し出のあった方々にも、時間の多寡は別として、討論の機会を認めるべきであるとの立場から、一言だけ申し上げたいと思います。
分権一括法によって国と自治体、そして自治体と自治体は基本的に対等な立場となったわけでありますが、自治体の自己決定が非常に重要な時代になったというふうに思っています。それは、とりもなおさず、議会の役割が増大したということでありまして、こういうような中で、社会状況が不透明であったり、また、現代の多様な価値観の出現ということで、自治体の自己決定のためにこそ、有権者の多様な意見や提案を議会に反映すべきであります。議会内部にこそ、少数意見や少数会派の存在を尊重すべきだというふうに思っています。
もともと、議員一人一人が有権者の信託を受けてきたのでありまして、時間の多寡を問わず、発言は許されるべきだと思っています。
都議会は、かつてはこの寛容さを有していたにもかかわらず、会派の、無所属というふうにいわれるように、名称問題を含めまして、この間の措置は、ある意味では時代に逆行しているというふうに私は考えざるを得ません。今回の本会議において申し出のあった方々の討論を認めるべきであるというふうに思いますので、ぜひそのことを申し添えたいというふうに思います。
○松本委員長 本件の取り扱いについてお諮りいたします。
本件は起立により採決いたします。
今定例会の討論については、日本共産党、自民党、生活者ネット、民主党、公明党の順とし、おのおの十分程度行うこととすることに賛成の方のご起立を願います。
〔賛成者起立〕
○松本委員長 起立多数と認めます。よって、本件は、そのように決定いたしました。
なお、本会議場で無所属の議員から討論に関する発言があっても、これを取り上げないこととなりますので、ご了承願います。
○松本委員長 次に、議員提出議案についてご協議願います。
本件につきましては、先ほどの理事会協議の結果、お手元配布の政治倫理の確立のための東京都議会の議員の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例及び東京都議会議員の報酬及び期末手当の特例に関する条例の一部を改正する条例を、いずれも明十九日の本会議に上程し、委員会付託を省略の上、議決することといたしました。
本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしゅうございましょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松本委員長 それでは、そのようにいたします。
○松本委員長 次に、意見書、決議について申し上げます。
案文は、お手元配布のとおり、意見書六件、決議一件でございます。
本件は、各常任委員会において調整済みですので、明十九日の本会議に上程し、議決をすることになります。ご了承願います。
次に、先ほどの理事会において、お手元配布の都職員給与の一部削減措置の継続を求める決議案及び都職員給与に関するルールの厳守を求める決議案を明十九日の本会議に上程し、議決すべきとの意見がございました。
この際、木村理事より発言がございます。
○木村委員 二つの決議案が上程されるということになったわけでありますが、もともと都議会の決議は、全会派一致が慣例として今日まで認められてまいりました。
今回、都職員給与の一部削減措置の継続を求める決議案が自民党及び公明党より提案されたわけでございますが、この決議案につきましては、民主党、日本共産党、生活者ネットの三会派が同調できない内容でございました。これまでも、特例中の特例ということで、必ずしも全会派が一致しないまま、決議案が本会議に上程された例はございますが、今回のように三会派が反対のままというのは、これは前例を見ない事態であります。
しかも、内容は、職員の賃金給与の決定にかかわる問題でありまして、法に定められたルールを守るかどうか、労使合意を尊重する慣例を守るかどうかという、いわば都政運営の基本にかかわる重要な問題であります。
そこで、私ども日本共産党は、生活者ネットと共同の提案といたしまして、改めて都職員給与に関するルールの厳守を求める決議案を提案させてもらったわけであります。労使合意をめぐっては、知事の答弁も確かに不透明な部分もあり、そういう点で、改めて都職員の給与にかかわるルールの厳守を求めるということは、非常に大事なことであろうかと思いますので、どうぞ私どもの決議案につきましても、十分なるご検討をお願いしたいと思います。
以上です。
○松本委員長 この際、石井副委員長からも発言がございます。
○石井委員 今、木村理事から、この決議は従来の慣例を守らないルール違反であるという意味の発言がありました。
これまでも都議会の本会議において、特例としてしばしば意見書、決議を上げたことがあります。全会一致であれば、これは望ましいことでありますけれども、都議会は談合社会ではありませんから、それぞれそのときそのときの状況によって、特別の例外があっても、決してこれは間違いではないと思います。
平成十年に多摩の固定資産税に関連する意見書を上げたときに、このときは、当時、自民党、公明党、共産党が賛成をして、この特例の決議をしたことがございます。民主党、ネット、それから福士さんのところはたしか反対をされたと思いましたが、そういうこともありましたし、何回もそうした特例があります。
私たちは、なぜ今回、この特例の決議をするかといいますと、一つは、今日の厳しい財政状況の中で、納税者である都民が戦後最大の倒産、リストラ、解雇、賃金の減給という厳しい状況の中にある。ひとり、その納税者からいただいた税金をいただいて給料としている公務員だけがカットを打ち切りという状況でないことは、これは火を見るよりも明らかであります。
したがって、そうした都民の心情を考えるときに、やはり同じ痛みを共有するという意味で、賃金カットは続けるべきだというふうに思っております。
総務委員会において、また文教委員会において、継続審議という方向が決まりましたけれども、しかしながら、私たちはそれだけでは不満であります。ということは、この議案を提出してきた知事自身が、知事自身の記者会見の発言を見ても、知事自身がみずから決めたことを破るような、やはり国民の立場に立って、賃金カットは継続すべきだという発言をしばしばやっている。労働組合と交渉した一方の当事者がそういう発言をしている。
もう一つは、都労連の矢澤委員長と知事が合意をした三項目の中の第一項目に、今後、社会経済情勢の変化があったときには、直ちに交渉に応ずるということが書かれているわけでありますから、したがって、こうした厳しい客観状況、一方の当事者である知事のそうした判断等を考えたときに、やはり賃金カットを継続することは、これは私は時代の要請ではないかと思います。
したがって、常任委員会の継続審議というだけでは、私たちは十分都民の意見は担保されないと思いますので、今回、この特例条例を出すことに公明党は賛成したわけであります。
本来は、全会一致で、むしろ共産党さんも民主党さんもネットさんも賛成していただきたい、都民もそれを望んでいると思いますけれども、よって立つ基盤が違うわけでありますから、今回こうして分かれたことはやむを得ないと思います。
以上です。
○松本委員長 発言は終わりました。
本案は、いずれも明十九日の本会議に上程し、委員会付託を省略の上、議決することといたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松本委員長 それでは、そのようにいたします。
○松本委員長 次に、継続案件について申し上げます。
行財政改革基本問題特別委員会及び総務委員会、文教委員会から、お手元配布の継続調査・審査事項表のとおり、それぞれ申し出がありました。
本件は、明十九日の本会議において、継続調査及び審査の申し出を行うことになりますので、ご了承願います。
○松本委員長 次に、明十九日の本会議の議事日程について申し上げます。
本件につきましては、議長において、お手元配布のとおり作成されました。
また、追加議事日程については、作成され次第、配布するとのことです。ご了承願います。
○松本委員長 次に、明十九日の本会議の会議順序について、議事部長から説明いたさせます。
○川島議事部長 お手元の平成十三年第四回定例会会議順序(4)をごらんいただきたいと存じます。
明十二月十九日午後一時に開議いたします。
まず、諸報告が二件ございます。
次に、日程追加の宣告があります。
次に、文書質問について報告がございます。文書質問を行う議員は、後藤雄一議員、小松恭子議員、松村友昭議員、丸茂勇夫議員、大山とも子議員及び曽根はじめ議員でございます。
次に、日程に入りまして、日程第一から第三十一までを一括上程いたしまして、討論を行った後、採決に入ります。
まず、日程第一、東京都宿泊税条例を議決いたします。起立採決でございます。
次に、日程第二及び第三、十三年度新海面処分場Gブロック西側護岸建設工事(その二)請負契約ほかを一括議決いたします。起立採決でございます。
次に、日程第四から第六まで、東京都地方公営企業設置等条例一部改正条例ほかを一括議決いたします。起立採決でございます。
次に、日程第七から第二十八まで、政治倫理確立都知事資産等公開条例一部改正条例ほかを一括議決いたします。簡易採決でございます。
次に、日程第二十九から第三十一まで、諮問三件を一括議決いたします。簡易採決でございます。
続いて、日程第三十二から第五十まで、十二年度各会計決算認定の件を一括上程し、委員長口頭報告を行った後、採決に入ります。
まず日程第三十二、特別区財政調整会計を議決いたします。起立採決でございます。
次に、日程第三十三から第三十六まで、一般会計ほかを一括議決いたします。起立採決でございます。
次に、日程第三十七から第三十九まで、心身障害者扶養年金会計ほかを一括議決いたします。起立採決でございます。
次に、日程第四十から第四十三まで、地方消費税清算会計ほかを一括議決いたします。起立採決でございます。
次に、日程第四十四から第五十まで、小笠原諸島生活再建資金会計ほかを一括議決いたします。簡易採決でございます。
続きまして、日程第五十一から第六十二まで、十二年度公営企業各会計決算認定の件を一括上程し、委員長口頭報告を行った後、採決に入ります。
まず、日程第五十一及び第五十二、交通事業会計ほかを一括議決いたします。起立採決でございます。
次に、日程第五十三から第五十六まで、埋立事業会計ほかを一括議決いたします。起立採決でございます。
次に、日程第五十七及び第五十八、病院会計ほかを一括議決いたします。起立採決でございます。
次に、日程第五十九、港湾事業会計を議決いたします。起立採決でございます。
次に、日程第六十、下水道事業会計を議決いたします。起立採決でございます。
次に、日程第六十一及び第六十二、電気事業会計ほかを一括議決いたします。簡易採決でございます。
続いて追加日程に入りまして、追加日程第一、東久留米市中央町二丁目アパート建替計画見直しに関する請願を上程し、議決いたします。起立採決でございます。
次に、追加日程第二、都市計画道路補助第二九号線計画廃止請願外十件及び第三、「調布都市計画用途地域に係る都市計画の案」反対陳情外五件を一括上程し、議決いたします。起立採決でございます。
次に、追加日程第四、都営地下鉄駅及び車内たばこ広告禁止条例制定請願を上程し、議決いたします。起立採決でございます。
次に、追加日程第五、ハイヤー・タクシー車両の屋外広告物請願外一件及び第六、中学校社会科歴史・公民教科書採択経緯実態調査陳情外一件を一括上程し、議決いたします。起立採決でございます。
次に、追加日程第七、医療制度改革に対する意見書提出請願を上程し、議決いたします。起立採決でございます。
次に、追加日程第八、銭湯脱衣所等禁煙条例制定請願を上程し、議決いたします。起立採決でございます。
次に、追加日程第九、介護保険改善、高齢者福祉復活その他都民要求実現請願及び第十、地区計画に伴う墨田区太平四丁目錦糸町開発計画見直し陳情外三件を一括上程し、議決いたします。起立採決でございます。
次に、追加日程第十一、都営住宅葛飾区新宿六丁目団地建替建設計画請願及び第十二、都営住宅建替えに伴う入居基準計画変更陳情を一括上程し、議決いたします。起立採決でございます。
次に、追加日程第十三、都営地下鉄大江戸線延伸早期実現等請願を上程し、議決いたします。起立採決でございます。
次に、追加日程第十四、瑞穂町石畑都営住宅名称改正陳情外一件を上程し、議決いたします。起立採決でございます。
次に、追加日程第十五、晴海地区交通網整備請願及び第十六、生活騒音規制陳情を一括上程し、議決いたします。起立採決でございます。
次に、追加日程第十七、請願十七件及び第十八、陳情五件を一括上程し、議決いたします。簡易採決でございます。
次に、追加日程第十九、議員提出議案第三十六号、政治倫理確立都議会議員資産等公開条例一部改正条例を上程し、進行係の動議により、趣旨説明並びに委員会付託を省略し、議決いたします。無所属の意向を確認の上、簡易採決もしくは起立採決になります。
次に、追加日程第二十、議員提出議案第三十七号、都議会議員報酬期末手当特例条例一部改正条例を上程し、進行係の動議により、趣旨説明並びに委員会付託を省略し、議決いたします。無所属の意向を確認の上、簡易採決もしくは起立採決となります。
次に、追加日程第二十一から第二十七、意見書六件、決議一件を一括上程し、進行係の動議により議決いたします。簡易採決でございます。
ここはお手元配布から変わります。次に、ただいまご協議いただきました結果上程することになりました、都職員給与に関するルールの厳守を求める決議案を追加日程第二十八として上程し、議決いたします。起立採決となります。
次に、同じくただいまご協議いただきました結果上程することになりました都職員給与の一部削減措置の継続を求める決議案を追加日程第二十九として上程し、議決いたします。起立採決となります。
次に、行財政改革基本問題特別委員会の閉会中の継続調査議決をいたします。簡易採決でございます。
次に、総務委員会及び文教委員会の閉会中の継続審査、第百九十四号議案、職員給与特例条例一部改正条例及び第百九十九号議案、学校職員給与特例条例一部改正条例を議決いたします。起立採決でございます。
次に、請願陳情の新規分を付託いたします。請願三十三件、陳情二件、計三十五件でございます。
次に、請願陳情の閉会中の継続審査の議決をいたします。簡易採決でございます。
最後に、特定事件の閉会中の継続調査議決を簡易採決により行い、閉議、閉会となります。所要時間はおおむね二時間程度を予定しております。
以上でございます。
○松本委員長 説明は終わりました。
ただいまの説明のとおり進めてまいりますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松本委員長 それでは、そのようにいたします。
○松本委員長 次に、海外調査計画についてご協議願います。
お手元配布のとおり、調査計画書が提出されました。本件につきましては、先ほどの理事会協議の結果、計画書のとおり実施することといたしました。よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松本委員長 それでは、そのようにいたします。
○松本委員長 次に、本委員会の閉会中の継続審査及び調査について申し上げます。
本日まで決定を見ていない陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項について、明十九日の本会議において、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたしたいと思います。ご了承願います。
以上をもちまして本日の委員会を閉会いたします。
午後六時五十三分散会
Copyright © 1999
Tokyo Metropolitan Assembly All Rights Reserved.