地方自治と議会

東京都議会議場

 都道府県や市町村は、地方公共団体といいます。地方自治とは、「地方公共団体の行政がその住民の手によって責任をもって処理されること」だと言えます。このような意味から都道府県、市町村は自治体とも呼ばれます。

 地方自治の精神は、近代国家における民主主義の最も基本的な考え方となっています。憲法が特に「地方自治」の章を設けているということは、その意味からも大切なことです。そして、「地方公共団体には、法律の定めるところにより、その議事機関として議会を設置する。」と憲法第93条第1項に定められています。

 都議会は、東京都という地方公共団体の意思決定の場であり、都民を代表して、それぞれの要望や意見をくみとり、都の行政に反映させていきます。それが都議会の基本的な使命となっています。

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