北朝鮮によるミサイル発射に対する抗議について

 9月15日、北朝鮮は、国際社会が平和と安全への脅威に対して深刻な懸念を表明する中、8月29日に続き、日本上空を通過する弾道ミサイルを発射した。これは、我が国の安全保障にとってこれまでにない深刻かつ重大な脅威である。

 東京都議会は、8月30日に弾道ミサイル発射について、9月5日に核実験実施について、厳重に抗議を行った。また、国連安全保障理事会は、9月12日に、北朝鮮に対する格段に厳しい制裁措置を科す決議を全会一致で採択した。それにもかかわらず強行された北朝鮮の今回の行為は、日本を含む北東アジア及び国際社会の平和と安全を著しく脅かす、度を越した挑発行動であり、断じて容認することはできない。

 よって、東京都議会は、今回の北朝鮮の行為に対し重ねて厳重に抗議する。また、政府においては、北朝鮮が断じてかかる行為を繰り返すことのないよう強力な外交を展開するとともに、国際社会と連携し、断固とした対応を採るよう強く求めるものである。

 平成29年9月15日

東京都議会議長 尾崎大介 
東京都議会副議長 長橋桂一 
都民ファーストの会 東京都議団幹事長 増子ひろき
都議会公明党幹事長 東村邦浩 
東京都議会自由民主党幹事長 秋田一郎 
日本共産党東京都議会議員団幹事長 大山とも子
都議会民進党幹事長 中村ひろし

問い合わせ先
議会局議事部議案法制課
電話03-5320-7135
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