令和5年度各会計決算特別委員長報告(要旨)

委員長 川松 真一朗(自民党)

 令和5年度各会計決算については、精力的な議論が行われ、知事、副知事も委員会質疑に出席しました。

 各会計の決算状況は、一般会計が歳入8兆4831億円、歳出8兆2129億円となりました。

 また、18の特別会計の合計は、歳入6兆2842億円、歳出5兆9447億円となりました。

 決算審査では、財政運営や都税収入などの行財政運営、豪雨対策などの防災対策や救急業務、東京港の整備と物流機能の強化、鉄道駅のバリアフリー化、ゼロエミッション東京の実現に向けた取組、新型コロナ感染症対策や子ども・子育て支援、中小企業支援、スタートアップ支援、教員の確保や不登校対策、区市町村のDX推進や島しょ振興など都政全般にわたり活発な議論が行われました。

 12月4日に行った表決の結果は、一般会計及び特別会計のうち、特別区財政調整会計、国民健康保険事業会計など4特別会計は賛成多数で、その他の14特別会計については全会一致で、いずれも認定すべきものと決定しました。

 なお、賛成多数により認定された一般会計及び特別区財政調整会計を除く3特別会計には、少数意見の留保がありました。