令和6年第3回定例会の概要

 令和6年第3回定例会は、9月18日から10月4日まで17日間の会期で開催されました。

 初日、小池知事の所信表明が行われ、「都政のダイナミックな動きを加速させ、東京を世界で一番の都市にしていく」との決意を表明しました。その後、名誉都民3名の選定について同意議決されました。

 9月25日、26日は、各会派の18人により、都政全般に対する知事などへの代表・一般質問が行われました。26日の質問終了後、知事提出議案90件と議員提出議案2件が所管の常任委員会に付託されるとともに、令和5年度の各会計歳入歳出決算と公営企業各会計決算が、それぞれ設置された特別委員会に付託されたほか、人事案2件が同意議決されました。

 9月27日から10月2日まで、各常任委員会が開かれ、付託議案の審査などが行われました。

 最終日の10月4日は、討論・採決などが行われ、「東京都カスタマー・ハラスメント防止条例」など知事提出議案89件が各委員会報告のとおり可決、事件案1件が異議はない旨議決されたほか、追加提出された副知事選任など人事案4件が同意議決されました。

 議員提出議案では、条例案2件が否決、追加提出された条例案1件が可決されました。また、「私学振興に関する意見書」が可決され、閉会となりました。