内山 真吾(都ファースト)
令和6年度予算案は、「変化する社会情勢の中、東京・日本の輝かしい未来を切り拓くため、産業や経済、社会の構造転換に挑み、一人一人が輝く明るい『未来の東京』を実現する予算」と位置付け、「『人』が輝く」、「国際競争力の強化」、「安全・安心」の3点を軸として編成されました。
予算規模は、一般会計8兆4530億円、特別会計、公営企業会計を合わせた総額は16兆5584億円でした。
本委員会では、3日間にわたる総括質疑を行った後、各常任委員会の部局別質疑の調査を経て、しめくくり総括質疑を行いました。
審査では、6年1月に発生した能登半島地震の被害状況等を踏まえ、防災対策について活発に議論が行われたほか、行財政運営や中小企業支援など経済・産業振興、交通政策など都市基盤整備、脱炭素化など環境政策、子供・子育て支援など福祉・保健医療、教育・文化・スポーツ振興、都民安全・防犯対策等、都政の重要課題について幅広い議論が行われました。
こうした審査経過を踏まえ、予算案は3月26日の委員会において各会派代表委員による討論の後、採決が行われました。
一般会計予算を含めた8議案は起立多数で原案どおり決定され、これらの議案には少数意見の留保がありました。他の20議案は全会一致で原案どおり決定され、予算審査を終了しました。
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