令和5年第1回定例会の概要

令和5年度予算案を可決

 令和5年第1回定例会は、2月15日から3月24日まで38日間の会期で開催されました。

 初日に行われた施政方針表明で小池知事は、少子化を「国の存亡に関わる国家的課題」とした上で、チルドレンファースト社会の実現に向けた新たな施策について述べました。また、今後の新型コロナウイルス対策に加え、都市の強靭化や脱炭素社会の実現に向けた施策などに言及しました。その上で、「百年先も豊かさに溢れる持続可能な東京を目指し、新たな種を撒き、大きく花開かせていく」との決意を表明しました。

 2月21日、22日、24日は、各会派等の29人により、都政全般に対する知事などへの代表・一般質問が行われました。24日の質問終了後、予算案、条例案などの知事提出議案112件が上程され、予算特別委員会を設置後、各委員会に議案が付託されたほか、人事案3件が同意議決されました。また、議員提出議案5件が上程され、所管の常任委員会に付託されました。

 3月2日は、知事提出議案のうち「令和4年度東京都一般会計補正予算(第7号)」など35件が各委員会報告のとおり可決されました。また、議員提出の条例案1件が上程され、可決されました。

 予算特別委員会では、3月7日、8日、9日に総括質疑が行われ、予算案に対する議論が行われました。さらに、20日には各常任委員会の予算調査を受けてのしめくくり総括質疑、22日には討論・採決が行われました。

 最終日の3月24日は、議案の採決などが行われ、「令和5年度東京都一般会計予算」を始め知事提出議案77件が各委員会報告のとおり可決されたほか、追加提出された副知事選任の人事案1件が同意議決されました。議員提出議案では、条例案5件が否決、追加提出された条例案1件が可決されました。また、「小笠原諸島振興開発特別措置法の改正・延長に関する意見書」が可決され、閉会となりました。

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