令和4年第3回定例会の概要

 令和4年第3回定例会は、9月20日から10月7日まで18日間の会期で開催されました。

 初日、小池知事は所信表明で、今冬の電力逼迫への備えや物価高騰から都民生活を守る対策などに言及した上で、新型コロナウイルス対策について、「この見えざる敵に的確に対応し、感染拡大防止と社会経済活動の回復との両立を推進する」と述べました。そして、「『東京大改革』、この都政のイノベーションとも言うべき変革を共に前へと推し進め、新たな時代を切り拓いてまいりましょう」と決意を表明しました。その後、知事提出議案2件が可決されたほか、名誉都民3名の選定について同意議決されました。

 9月28日、29日には、各会派の18人により、都政全般に対する知事などへの代表・一般質問が行われました。29日の質問終了後、28日に追加提出された議案2件を含めた知事提出議案32件と議員提出議案4件が所管の各委員会に付託されるとともに、令和3年度の各会計歳入歳出決算と公営企業各会計決算が、それぞれ設置された特別委員会に付託されたほか、人事案7件が同意議決されました。

 9月30日から10月5日まで、各常任委員会が開かれ、付託議案の審査などが行われました。

 最終日の10月7日には、討論・採決などが行われ、「令和4年度東京都一般会計補正予算(第3号)」など知事提出議案32件が各委員会報告のとおり可決・承認されたほか、追加提出された人事案2件が同意議決されました。また、令和4年度東京都病院会計決算の認定について追加提出され、令和3年度公営企業会計決算特別委員会に付託されました。議員提出議案では、条例案4件が否決、「私学振興に関する意見書」及び「北朝鮮によるミサイル発射に対する抗議決議」が可決され、閉会となりました。

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