令和4年第1回定例会の概要

令和4年度予算案を可決

 令和4年第1回定例会は、2月16日から3月25日まで38日間の会期で開催されました。

 初日、小池知事の施政方針説明が行われ、知事は、「攻め」と「守り」の総力戦で新型コロナウイルス感染症に立ち向かうと述べるとともに、チルドレンファーストの社会の実現に向けた取組や、「パートナーシップ宣誓制度」の構築などに言及しました。その上で、未来を担う「人」を育てるため、人に「光」を当て、人の力を大いに引き出すための取組に力を入れていくとの決意を表明しました。

 2月22日、24日、25日は、各会派等の28人により、都政全般に対する知事などへの代表・一般質問が行われました。25日の質問終了後、予算案、条例案などの知事提出議案112件が上程され、予算特別委員会を設置後、各委員会に議案が付託されたほか、人事案21件が同意議決されました。また、議員提出議案1件が上程され、所管の常任委員会に付託されました。

 3月3日は、知事提出議案のうち「令和3年度東京都一般会計補正予算(第18号)」など13件が各委員会報告のとおり可決されました。また、議員提出の条例案1件が上程され、可決されました。さらに、「ウクライナからのロシア軍の即時撤退と速やかな平和の実現に関する決議」が出席議員の起立総員で可決されました。

 予算特別委員会では、3月7日、8日、9日に総括質疑が行われ、予算案に対する議論が展開されました。

 3月18日の本会議では、追加提出された予算案1件が上程され、予算特別委員会に付託後、22日は、同委員会で、各常任委員会の予算調査を受けてのしめくくり総括質疑、翌23日には討論・採決が行われました。

 最終日の3月25日は、議案の採決などが行われ、「令和4年度東京都一般会計予算」を始め知事提出議案100件が各委員会報告のとおり可決されたほか、追加提出された教育委員会教育長選任の人事案1件が同意議決されました。議員提出議案では、継続審査となっていた条例案1件が撤回承認されたほか、条例案1件が否決、追加提出された条例案2件が可決されました。また、「北朝鮮によるミサイル発射に対する抗議決議」など2件が可決され、閉会となりました。

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