19議席・都議会野党第一党の
力を生かしてがんばります

日本共産党東京都議会議員団幹事長 和泉 なおみ

 東京都は今年7月までに都立病院条例を廃止し、コロナ禍から都民のいのちを守るため大きな役割を発揮している都立・公社病院をすべて、新しく設立する独立行政法人の運営に変えようとしています。独法化された都の健康長寿医療センターは病床が大幅に減らされ、国立東大病院は、差額ベッド料が1日最高23万円の超高級特別病室をつくりました。

 感染症や障害者医療など、不採算でも都民に必要な行政的医療が後退し「稼ぐ医療」を優先する独法化を中止させ、都立・公社病院の充実・強化を進めるため全力をつくします。

 また、コロナ禍で疲弊した都民のくらし、中小事業者の営業への支援、検査の拡大、保健所の増設・拡充、さらにジェンダー平等や気候危機対策も急務です。昨年の都議選の結果、「一強政党」はなくなり、各党が話し合って議会運営や条例制定を進める動きも始まっています。日本共産党都議団は1議席前進させていただいた力を大いに発揮し、公約を実現し、都民のみなさんの願いが届く都政・都議会にしていくため、がんばります。

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