このたび、第50代東京都議会議長に就任いたしました三宅 しげきでございます。
身に余る光栄に感激するとともに、その職責の重さを痛感しております。今後、議長として公正かつ円滑な議会運営に努めてまいります。
さて、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が9月5日に幕を閉じました。今大会は、感染症対策を講じる中での開催となりましたが、人類の尊厳と平和な社会の実現に向けて、世界が一丸となって困難を乗り越えていくことの尊さを改めて認識した大会となりました。
新型コロナウイルスの感染拡大については、都民の日常生活はもちろん、医療現場や飲食業、文化芸術産業等の様々な分野において、深刻な影響を及ぼしており、一日も早い終息が求められています。東京都議会といたしましても、ワクチン接種の促進や医療体制の確保、事業者等に対する給付金の支給など、あらゆる対策を求めていく所存です。
また、防災危機管理対策も喫緊の課題です。この夏、日本各地で記録的な集中豪雨により甚大な土砂災害が発生しました。東京におきましても、都市型水害や台風等の風水被害のほか、今後発生が予想されている首都直下型地震に対する備えなどを一層強化し、都民の生命と財産を守っていかなければなりません。
二元代表制の一翼を担う東京都議会には、現場の切なるニーズを把握し、知事を始めとする執行機関とは異なる視点から真摯な議論を重ねることで、より良い政策を実現していく責務があります。
私は議長として、都民の信頼と期待に応えられるよう、持てる力の全てを捧げる決意でございます。都民の皆様におかれましては、より一層のご支援、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
このたび、令和3年第1回臨時会において、多くの議員の皆様に推挙され、第44代東京都議会副議長に就任いたしました本橋 ひろたかでございます。
伝統ある都議会の副議長を仰せつかり、大変栄誉なことと存じますとともに、その重責を痛感し、身の引き締まる思いでございます。今後は、三宅議長を支え、公正かつ円滑な議会運営に努めてまいります。
都政におきましては、長きにわたり猛威を振るう新型コロナウイルス感染症に対し、絶え間なく様々な措置を講じる日々が続いていますが、関係機関が一丸となって、この危機を克服し、都民の安全・安心の確保と地域経済の回復に向けて全力で取り組んでいく覚悟です。
また、東京におきましては、本格的な少子高齢・人口減少社会への対応や災害に強いまちづくり、更には行政手続等のデジタル化の促進など、多くの重要課題があります。こうした課題を一つ一つ克服するため、三宅議長とともに議会の役割を十分に果たせるよう、全身全霊を注いでまいります。
引き続き、都民の皆様のご支援、ご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
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