PCR検査数があまりに少ない
第二波に備え抜本的に拡充せよ

里吉 ゆみ(日本共産党)

PCR検査
〔1〕亡くなってから検査して感染がわかった等の事例をどう受け止めているか。これまでの検査は少な過ぎると思わないのか。〔2〕第二波に備えて安全に社会経済活動を再開する最大の鍵は検査数の抜本的な拡充。認識と対応は。〔3〕出口戦略のロードマップで検査の処理能力1日1万件を目指すとしている。いつまでにどのように体制をつくるのか。
知事 〔1〕医師が必要と判断した場合には必要な検査がされている。〔2〕新型コロナ外来100カ所、PCRセンター38カ所設置していく。
福祉保健局長 〔3〕第二波に備え機器の導入支援や多様な手法を活用、能力の拡充を図る。
事業者への家賃補助
多くの事業者が家賃補助を求めている。国制度への上乗せ等を。
知事 大都市の家賃水準を踏まえながら国施策と連携した効果的な支援策を検討していく。
学ぶ環境の保障
学生から生活が苦しい等の切実な声。深刻になっている実態の認識は。
知事 大学生にアルバイト機会提供。生活資金特例貸し付けを実施、学びの継続を後押し。
小中学校
東京の40人学級編制は遅れている。コロナ後は少人数学級こそ必要では。
教育長 引き続き国の動向を注視していく。
大規模災害の避難所
内閣府等の通知は避難所のコロナ対策を求めている。具体化は。
総務局長 ホテル等を活用した避難先の確保等、対策方針を策定し区市町村に周知した。
都立病院
不採算でも都民に必要な医療を担うのが役割。知事は視察で何を学んだか。
知事 全都立病院が行政的医療を担い続け、期待に応えなければならないと心に刻んだ。
多摩地域の保健所
統廃合し弱体化させてきた歴代知事の責任は重大だ。知事の認識は。
知事 再編整備の過程で機能強化し、広域・専門・技術的拠点として役割を果たしている。
財政
大型開発、大型道路建設優先を改め、都民の命と健康・暮らしを守ることが必要。
知事 引き続き、人が輝く東京の実現に向けて必要な施策に的確に財源を振り向けていく。