介護基盤の整備費は軒並み削減
カジノ誘致検討などの問題点も

原 のり子(日本共産党)

 小池知事の予算案には重大な問題点があります。「長寿」を強調しながら、特別養護老人ホームなどの介護基盤整備費は軒並み削減されています。値上げが続く国保料(税)に新たな対策がなく、都民が抱えている困難に寄り添い、解決する予算案になっていません。

 都政の3つの大問題、都立・公社病院独立行政法人化、羽田新ルート、カジノ誘致いずれも都民不在であることが明白になりました。

 新型コロナ対策では、ウイルス検査や医療体制強化、このままでは暮らしていけないという中小・小規模事業者、フリーランスなどの方々の悲痛な声に応えなければなりません。日本共産党都議団は、都民のみなさんの声を伺い、引き続き全力を尽くす決意です。

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