新型コロナウイルス感染抑止を
妊娠・出産・子育て支援強化を

増子 ひろき（都ファースト）

新型コロナウイルス対策

〔1〕相談・検査体制の充実や感染者を受け入れる医療体制の強化が急務。見解は。〔2〕都内中小企業や観光産業への支援、テレワークの普及を一層強力に。

知事　〔1〕電話相談体制等の充実、民間検査機関も活用して検査体制の強化を徹底。今後とも医療体制の強化を迅速に進める。〔2〕緊急融資制度創設や区市町村の観光振興の支援、テレワークの業界団体等への働きかけを強化。

子育て支援

〔1〕妊娠・出産・子育てに対する切れ目のない支援を一層強化すべき。〔2〕学童クラブの利用者枠を増やし質の拡充を。〔3〕私立・都立高校で多子世帯の教育費の軽減と制度の周知徹底を。〔4〕ひとり親家庭の養育費の確保のため自治体と連携し施策展開すべき。

知事　〔1〕産前産後の支援を充実した、とうきょうママパパ応援事業を開始し、支援を強化。〔3〕子供3人以上の場合、私立・都立高校の授業料について新たな支援。あらゆる機会を活用し周知。〔4〕2年度、民間保証会社と連携し、養育費の立て替え保証を行う区市町村へ補助。

福祉保健局長　〔2〕2年度は区市町村負担分の全額補助や資質向上の職員研修を開始。6年度までに登録児童数1万6千人増を目指す。

認知症対策

AIやビッグデータ等を活用し、認知症の予防に資する取組を進めるべき。

福祉保健局長　東京都健康長寿医療センターの膨大なデータを活用し研究を推進する。

犯罪被害者支援

支援の手を相談対応から先へ進め困り事の解決をサポートする取組を。

知事　経済的支援策を着実に実施するとともに3年度からの次期支援計画の改定を進める。

民生委員・児童委員

活動支援を推進せよ。

知事　2年度は民生委員協議会が自主的に行う研修等への支援を拡充し活動支援を強化。

学校のICT環境整備

都立に加え区市町村立学校への支援が必須。人材確保の強化も。

教育長　TOKYOスマート・スクール・プロジェクトを展開し、区市町村の整備費用の一部や端末導入支援員の配置費用を補助する。

中小企業支援

明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業と中小企業新戦略支援事業の立ち上げは意義深い。しっかり取り組むべき。

知事　中小企業等が取り組むICT技術活用の推進と戦略的販路開拓モデルの構築を支援。

商店街の活性化

地域の活力の源泉である商店街の魅力等を広く発信することが重要。

知事　東京大会後に大東京商店街祭りを開催し、世界に誇る魅力や活動をアピールする。

災害時の電力確保

町会・自治会等の活動拠点等の電力確保のため、区市町村に支援を。

総務局長　非常用発電機の整備を支援する区市町村に対し2分の1を助成する制度を新設。

地域の防犯カメラ

必要不可欠な公的インフラ。設置促進に向け支援を一層拡充すべき。

知事　整備補助について補正予算を設置。電気料金や共架料等、運用経費にも新たに補助。

東京大会

練習風景公開が見学者の最高の体験となりレガシーとなるよう取り組むべき。

オリパラ局長　組織委員会を通じ調整し都立施設で小中学生の見学等が可能となる見込み。

文書管理

組織委員会の書類が散逸しないよう条例をつくり事後検証を可能にすべき。

知事　文書の保管・承継は極めて重要で、大会経費の検証等に寄与。積極的に関与する。

大会経費の剰余金

仮に剰余金が生じた場合は都への適切な返還を求めるべき。見解は。

知事　都民の理解がいただけるよう取り組む。