令和2年第1回定例会の概要

令和2年度予算案を可決

 令和2年第1回定例会は、2月19日から3月27日まで38日間の会期で開催されました。

 初日、小池知事の施政方針説明が行われ、知事は、「戦略ビジョン」に掲げた目指すべき未来の実現に向け、取るべき戦略を練り上げて一つ一つ成果を挙げる。これまでの延長線に囚われることなく果敢な挑戦を重ね、為すべき改革に力強く邁進していくとの決意を表明しました。その後、議員提出議案「東京都議会議員の議員報酬等の特例に関する条例の一部を改正する条例」が可決されました。

 2月26日、27日、28日は、各会派などの29人により、都政全般に対する知事などへの代表・一般質問が行われました。28日の質問終了後、予算案、条例案などの知事提出議案109件が上程され、予算特別委員会を設置後、各委員会に議案が付託されたほか、人事案3件が同意議決されました。また、議員提出議案5件が上程され、所管の常任委員会に付託されました。

 3月5日には、知事提出議案のうち「令和元年度東京都一般会計補正予算(第3号)」など24件が各委員会報告のとおり可決され、諮問1件が棄却すべき旨議決されました。

 予算特別委員会では、3月9日、12日、13日に総括質疑が行われ、予算案に対する議論が展開されました。さらに、24日には各常任委員会の予算調査を受けてのしめくくり総括質疑、翌25日には討論・採決が行われました。

 最終日の3月27日には議案の採決などが行われ、「令和2年度東京都一般会計予算」を始め知事提出議案84件が各委員会報告のとおり可決されました。議員提出議案では、「東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック競技大会に係る文書等の保管及び承継に関する条例」が可決されたほか、条例案4件が否決されました。さらに、「新たな過疎対策法の制定に関する意見書」など意見書2件、決議1件が可決され、閉会となりました。

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