全力で待機児童対策を進めよ
高齢運転者の事故対策速やかに

荒木 ちはる(都ファースト)

東京大改革
実現に向けた知事の見解は。
知事 受動喫煙の防止等数々の条例に結実し、数字に表れる成果も出ている。更なる高みを目指した挑戦を重ね、東京大改革に邁進する。
子育て・女性・教育
〔1〕量と質の観点から全力で待機児童対策を進めるべき。〔2〕大江戸線の一部車両に試験的に設置する子育て応援スペースの内容と進捗は。〔3〕児童虐待のLINEによる相談が受けやすい環境づくりを。〔4〕LINEによるいじめ相談体制の強化を。〔5〕登下校時の子供の安全を守るための対策は。〔6〕犯罪被害者等支援条例の一刻も早い制定を。
知事 〔1〕保育所等の整備促進、人材の確保・定着の支援、利用者支援の充実の3つを柱に全力で取り組む。〔2〕人気キャラクターの装飾を施し7月下旬から運行開始。駅構内の案内放送やポスター掲示等、周囲の理解を求める。〔6〕被害者等の意見や有識者懇談会の議論も踏まえ、2年第1回定例会への条例提案目指す。
福祉保健局長 〔3〕元年8月から本格実施予定。
教育長 〔4〕元年度は時間を延長し毎日実施するとともに、対象を国公私立の中高生に拡大。
警視総監 〔5〕登下校の際に子供が集まる可能性のある場所を点検し、制服警察官によるパトロールの強化等、見せる警戒活動を実施。
人生百年時代
〔1〕高齢者の就労支援は体力や健康に配慮し、企業の側にも職場環境の整備支援を。〔2〕各区市町村と連携しつつ、飲食店への受動喫煙防止条例の周知徹底を。〔3〕高齢運転者の交通事故対策はプロジェクトチームで可及的速やかに検討し、実効性ある対策を。〔4〕ひきこもり支援について今後の取組は。
産業労働局長 〔1〕区市町村の就業支援機関と連携し地元企業で就業を進める事業を開始。企業には新たにアドバイザー派遣等の支援。
福祉保健局長 〔2〕保健所が監視指導を行う機会の活用や業界団体開催のイベント等で周知。
知事 〔3〕踏み間違いによる急発進を防ぐ装置の取り付け費用に対し補助を実施。プロジェクトチームでは実効性のある対策を検討し速やかに事業化を図る。〔4〕ひきこもりサポートネットは訪問相談の対象を35歳以上にも拡大。専門職員の新たな配置等、支援体制を充実。
都市力の強化
〔1〕5Gを活用した最先端サービスの早期社会実装が不可欠。実証実験を強力に進めるべき。〔2〕東京都災害情報システムの機能等の見直しは、区市町村の視点を。
戦略本部長  〔1〕ソサエティ5.0社会実装モデルのあり方検討会の議論も踏まえ、実証実験と社会実装サイクルの形成に取り組む。
総務局長 〔2〕リアルタイムな情報共有や被災現場での利便性を高める等の見直しを図る。
ラグビーワールドカップ
大会を機に多摩の観光の魅力を世界に発信する等、仕掛けを。
産業労働局長 大会情報や観光スポットのガイドブックを多言語で作成、配布や外国人ライターによるSNSでの情報発信等を実施。
聖火リレー
都民参加の機会の確保を。
知事 通過する自治体で、多数の方々が参加し、全ての区市町村が盛り上がるよう検討。

5G 4G(複数の高速通信規格の総称)を発展させた「超高速」だけでなく、家電や車等、身の回りのあらゆる機器が繋がる「多数接続」や遠隔地にいてもロボット等の操作をスムーズに行える「超低遅延」といった新たな機能を持つ移動通信システムのこと。

ソサエティ5.0 ソサエティ1.0(狩猟社会)、ソサエティ2.0(農耕社会)、ソサエティ3.0(工業社会)、ソサエティ4.0(情報社会)に続く新たな社会のこと。

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