都議会史上例のない異常な議会
小池知事与党は深い反省を

とや 英津子(日本共産党)

 今定例会は、都議会史上例のない異常な運営がくり返されました。各会派間の協議を尽くすことは、議会運営において貫かれるべき基本です。都民ファーストの会と公明党は深く反省するよう、きびしく求めるものです。

 小池知事が一昨年発表した「築地は守る」の基本方針は、今年の「築地まちづくり方針(素案)」で触れられていません。知事の公約違反は明白です。都民に謝罪すべきです。

 来年度予算は、大型道路建設が引き続き推進されています。また、消費税増税前提の予算編成をすべきではありません。国民健康保険料の新たな負担軽減策はありません。都民のくらし・福祉優先に転換する立場から、わが党は、予算の編成替えを提案しました。