新年のご挨拶

東京都議会議長 尾崎 大介

 あけましておめでとうございます。

 都民の皆様におかれましては、明るく希望に満ちた新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催前年となる本年は、大会の成功に向けた重要な1年となります。各競技施設を着実に整備するとともに、暑さ対策も含め、運営面についても万全の準備を進めてまいります。

 特に、初めて二度目の開催となるパラリンピックは、パラスポーツの魅力、素晴らしさを世界に発信する絶好の機会です。多くの方々にご理解いただけるよう取り組んでまいります。

 また、いよいよ本年9月には、アジアで初となるラグビーワールドカップが日本で開催されます。全国の開催都市と連携し、日本全体で大会を盛り上げたいと考えております。

 昨年は、地震や台風、豪雨など自然災害が数多く発生し、日本各地に甚大な被害をもたらしました。都民の皆様の生命と財産を守るため、首都直下地震や異常気象による浸水被害、土砂災害などに対する備えを万全にしてまいります。

 2020年のその先も東京が発展を続けていくためには、快適な都市環境の創出、交通・物流機能の強化、多摩・島しょ地域の振興など諸施策を着実に進めるとともに、待機児童の解消や高齢者施策の推進など山積する課題にしっかりと取り組んでいくことが必要です。

 二元代表制の一翼を担う都議会は、都民の代表として知事を始め執行機関と真摯な議論を積み重ね、皆様の声を都政に反映させてまいります。

 私は議長として、都議会の使命と責任を強く自覚し、都民の皆様の信頼と期待に応えられるよう、全力を尽くす決意であります。

 年頭にあたり、皆様のご健勝とご多幸を心から祈念いたしまして、新年のごあいさつとさせていただきます。


東京都議会副議長 長橋 桂一

 あけましておめでとうございます。

 本年が都民の皆様にとりまして更なる飛躍の年となりますよう心からお祈り申し上げます。

 本年は、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催準備の総仕上げの年となります。大会の成功に向けて、ハード・ソフト両面にわたり滞りなく準備を進めてまいります。

 東京大会は、東日本大震災の復興を後押しする役割を担っています。被災地と連携・協力し、大会開催を大きな力として復興支援に取り組んでまいります。

 また、今大会を機に、ユニバーサルデザインのまちづくりを加速し、障害者や高齢者、外国人など誰もが安全で円滑に移動し、安心して過ごすことができる社会を実現したいと考えております。

 昨年の夏は記録的な猛暑となり、熱中症による被害が相次ぎました。特に、子どもたちが通い、災害時には避難所ともなる学校の暑さ対策は喫緊の課題であり、しっかりと対応してまいります。

 安全・安心に暮らすことができ、活力ある東京を実現するため、都議会は、自然災害への備え、子育て支援の充実、中小企業の振興など様々な施策の推進に取り組む決意です。都議会の活動に対し、一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 私は副議長として、都議会を構成する議員が党派を超えて総合力を発揮できるよう、議長を補佐し、円滑な議会運営に尽力する所存でございます。

 年頭にあたり、都民の皆様のご活躍とご健勝を心よりお祈り申し上げまして、新年のごあいさつとさせていただきます。

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