予算特別委員長報告

両角 みのる(都ファースト)

 平成30年度予算案は、「将来を見据えて財政の健全性を堅持しつつ、東京2020大会の成功とその先の未来に向けて、都政に課せられた使命を確実に果たしていく予算」と位置付け、〔1〕「セーフ シティ」「ダイバーシティ」「スマート シティ」の3つのシティの実現、「新しい東京」の創出を目指し、東京の持つ無限の可能性を引き出す取組を積極的に推進すること、〔2〕従来にも増して創意工夫を凝らし、より一層無駄の排除を徹底するなど、ワイズスペンディングで都民ファーストの視点に立った取組を推進すること、〔3〕東京2020大会の開催準備に係る取組を着実かつ効果的に推進することを基本に編成されました。

 予算規模は、一般会計7兆460億円、特別会計、公営企業会計を合わせた総額は14兆4440億円でした。

 本委員会では、3日間にわたり総括質疑を行った後、各常任委員会の部局別質疑の調査を経て、しめくくり総括質疑を行いました。審査においては、都政の様々な重要課題について議論が行われました。

 こうした審査経過を踏まえて、予算案は3月27日の委員会において各会派代表委員による討論の後、採決が行われました。一般会計予算を含めた13議案については起立多数で原案どおり決定され、これらの議案には少数意見の留保がありました。他の16議案は全会一致で原案どおり決定され、予算審査を終了しました。

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