平成28年度各会計決算特別委員長報告(要旨)

委員長 栗下 善行(都ファースト)

 平成28年度各会計決算については、新公会計制度による財務諸表なども活用し、精力的な議論が行われました。

 各会計の決算状況は、一般会計が歳入6兆7796億円、歳出6兆5988億円となりました。

 また、15の特別会計の合計は、歳入4兆5184億円、歳出4兆3032億円となりました。

 決算審査では、平成28年度決算全体の評価など行財政運営、防災や災害時対策、河川整備や空き家対策、温暖化対策、高齢者施策や保育所待機児童など福祉・保健医療対策、中小企業支援策、いじめ防止対策や私学助成の充実、国家戦略特区、東京2020オリンピック・パラリンピックなど都政全般にわたり活発な議論が行われました。

 こうした質疑経過を踏まえ、12月4日に表決が行われました。

 一般会計及び特別会計のうち、地方消費税清算会計、都営住宅等事業会計など3特別会計は賛成多数で、その他の12の特別会計については全会一致で、いずれも認定すべきものと決定しました。

 なお、賛成多数により認定された一般会計及び3特別会計には、少数意見の留保がありました。

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