知事は都政に専念すべき
不合理な税制改正への所見は

鈴木章浩(自民党)

知事の基本姿勢
〔1〕唐突に国政から身を引く方針は有権者への裏切り。自らの信念を語るべき。〔2〕都は2020大会開催都市として、関係機関に協力要請をする立場。関係自治体の信頼を得るためどのように連携を進めるか。〔3〕知事の基本理念、寛容な改革保守とは何か。
知事 〔1〕改革を進めて都政を磨き、日本全体のロールモデルとなる政治を進めることが私自身の役割。〔2〕関係自治体と作業チームを設置し協議を重ね、各知事等と意見交換を行う。〔3〕幅広い意見に耳を傾け、変えるべきは大胆に変え、守るべきはきめ細やかに守ること。
税制改正
過去の不合理な見直しに加え、巨額の財源が奪われようとしている。所見は。
知事 都議会の協力を頂きながら都の主張の正当性を国に訴え、最後まで強力に要請する。
豊洲市場
〔1〕築地市場協会と地元住民のために安全宣言を行い、風評被害の払拭を。〔2〕開場日の決定にはどのような環境整備が必要だと考えているのか。〔3〕千客万来施設の建設は暗礁に乗り上げている。知事自ら江東区に足を運び今後の見通しを丁寧に説明すべき。
知事 〔1〕客観的データの公表や見学会の開催等を通じ、豊洲市場に関する都民の理解を促進。行政手続を経て、自ら安全・安心について発信。〔2〕早期に新市場建設協議会を開催し、関係者との調整を進める。〔3〕事業者と調整を誠実に行い、都の状況を区に説明して理解を求める。その上で自ら足を運ぶことも考える。
環境施策
〔1〕知事は衆議院選挙で原発ゼロの方針を掲げた。都の政策目標と矛盾が生じているが、所見は。〔2〕LED電球交換事業の目標100万個達成をどのように進めるのか。
知事 〔1〕原発ゼロは国家の理想、ビジョン。都の政策目標は着実に進めるものと考える。
環境局長 〔2〕イベントや各種セミナーでの告知、大型郵便局等を活用したPR、町会の協力を得た地域住民への周知等で目標達成。
東京ブランド
旅行地としての東京の魅力を、国内外にどのように効果的に発信するか。
知事 伝統と革新のイメージを海外へ伝えるため、29年4月にアイコン等を作成。各局の施策に応じて活用し、東京の魅力を発信する
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