「築地は守る、豊洲を生かす」
この方針で東京の成長戦略を

木村基成(都ファースト)

豊洲市場への移転
開場延期の理由は。
知事 安全性への懸念、巨額かつ不透明な費用の増大、情報公開の不足に関する疑問が解消されていなかった。いったん立ち止まったことで、盛り土、地下水の水質、市場の事業継続性等に問題があることが明らかになった。
知事の基本方針
「築地は守る、豊洲を生かす」という考え方についての認識は。
知事 日本の新たな中核市場としての可能性を持つ豊洲、都心に近く様々なポテンシャルを有している築地、この両方を生かし、首都東京の魅力を高めて更なる成長に結びつける。
豊洲市場
〔1〕メリットをどう評価し、今後どう生かしていくのか。所見は。〔2〕地下ピット内の追加対策工事の効果についての見解は。
中央卸売市場長 〔1〕高度な品質、衛生管理や効率的な物流の実現等を目指した施設を整備。事業者に対して、輸出等への支援制度も創設。〔2〕地下ピット内でのガス濃度上昇防止策として妥当。今回の対策は、盛り土があれば果たされるはずであった機能を有している。
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