知事の二元代表制への考えは
入札契約制度変更の弊害表面化

秋田一郎(自民党)

二元代表制
〔1〕知事と都議会が建設的な議論をすることが大事。知事の考えは。〔2〕知事側近が都議会第一党の政務調査会事務総長に就任。議会のチェック機能について見解は。
知事 〔1〕東京の持続的な成長に向け、本質的・建設的な議論を展開していきたい。〔2〕都議会第一党として有能な人材を得、都政のチェック機能を果たす立役者になると確信。
築地再開発
〔1〕豊洲の千客万来施設の事業運営へ悪影響となる内容はないのか。見解は。〔2〕市場問題と切り離して議論すべき。築地再開発検討会議に何を期待するか。知事の所見は。〔3〕残されたわずかな時間で、築地市場跡地の車両基地整備にどのように取り組むのか。
中央卸売市場長 〔1〕千客万来施設との整合を図りつつ、開発コンセプトを具体化し、築地と豊洲が共存共栄できるよう事業を進める。
知事 〔2〕築地の魅力等、幅広い意見を伺い、再開発の視点として整理し検討を進める。
オリパラ局長 〔3〕解体・整備の同時施工の調整、既存施設の活用も含めた検討を深める。
都市づくり
〔1〕グランドデザインで示した都市像の実現に、どのように取り組むか。〔2〕都県境を越えた道路ネットワークの形成は、各隣接県とどの程度調整が進んでいるのか。
東京都技監 〔1〕道路空間のリメイク推進や都市計画区域マスタープラン等の改定で実現。
建設局長 〔2〕埼玉県境において新東京所沢線の未着手区間の測量を進める等、隣接県市との連携を図り都県境の道路整備等に取り組む。
入札契約制度変更
〔1〕中小事業者が苦悩し、都民サービス低下に繋がりかねないことへの知事の見解は。〔2〕突然の制度変更で崩壊した地元業者との信頼関係を今後どうしていくか。
知事 〔1〕業界団体の意見を聞き、都民の便益向上に繋がる改革となるよう取り組む。〔2〕緊張関係を保つと同時に公共工事を共に担う立場として信頼関係を構築し、社会基盤を整備。
待機児童解消
区市町村の保育所等の整備を支援すべき。保育人材確保への取組は。
福祉保健局長 区市町村と連携し、ICT化や保育士・保育補助者の雇用支援に取り組む。

ICT Information and Communication Technologyの略。コンピューターやインターネットなどの情報通信技術のこと。

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