2020年東京大会を通過点に
東京を世界で一番の都市に!

高木けい(自民党)

都政運営
〔1〕改革の成果を直接都民に還元するため、個人都民税の10%減税を提案する。知事の所見は。〔2〕2020年に向けた実行プランをどのように推進するのか。〔3〕GDP120兆円に向けた基本戦略を早急につくるべき。〔4〕2020改革プランのイメージと実効性を担保する手法・組織は。〔5〕知事が29年度予算編成に込めた思いと最も重視した点は。
知事 〔1〕改革の成果を大義ある政策で都民に還元。減税策は様々な課題があり、慎重かつ戦略的に対応すべき。〔2〕PDCAサイクルを組み込んだ工程表を作成。事業の進捗(しんちょく)等を把握・検証し事業展開を行う。〔3〕金融・革新等のFIRST戦略を提示。国際金融都市実現等東京の力を伸ばす政策を予算案に反映。〔4〕業務効率化等の自律改革を経営・戦略改革レベルへと高める。情報公開を基軸に都政改革本部で議論し、改革を推進。〔5〕めり張りのある予算を最も重視。実行プランの実行力を支え、2020年大会の成功等都政を強力に前進。
豊洲市場
〔1〕9回目の地下水モニタリング調査の委託に当たり、低入札のリスクが放置されたのはなぜか。〔2〕建屋の検査済み証発行が公表されなかった理由と安全性担保への知事の所見は。〔3〕築地か豊洲かという二者択一であり第三の道はないと考えるが、知事の見解は。〔4〕移転延期に伴う補償費の根拠を示した上で、現時点でいくらぐらいと考えるのか。
知事 〔1〕公共調達は品質確保に十分配慮する必要がある。都民の利益にかなうよう、検証と見直しを進める。〔2〕建築基準法に基づく安全性が確認されたものと認識。今後、ホームページで公表。〔3〕専門家による検証や市場業者・都民の意見を参考に、総合的に判断する。
中央卸売市場長 〔4〕ヒアリング調査で状況を把握。全事業者の損失額見積もりには至らないため、必要な場合は追加の補正予算で対応。
都市づくりのグランドデザイン
取組は。
東京都技監 道路空間の再編や人口減少社会においても利便性の高いコンパクトな拠点づくり等の取組を推進。8月頃に取りまとめる。
2020年大会
大会開催に向けた具体的な取組を明らかにし、推進すべき。見解は。
知事 競技会場整備の推進と、フラッグツアー等開催気運を醸成。組織委員会や国等と連携し、開催都市の長として準備に万全を期す。
パラリンピック
大会の成功と障害者スポーツの更なる振興への取組をどう進めるのか。
知事 選手育成や競技体験イベント等大会準備と障害者スポーツ振興を一体的に取り組む。
保育人材
確保・定着に向け施策の充実を。
福祉保健局長 29年度、キャリアアップ補助額を大幅に拡充。業務負担軽減に向けた保育所のICT化経費を補助する区市町村を支援。
周産期医療
都立墨東病院における取組は。
病院経営本部長 ハイリスク分娩への対応力強化に向け、整備等を推進。28年度内に、スーパー総合周産期センターの指定を受ける。
共助社会の実現
町会・自治会への支援を。
生活文化局長 29年度、地域の底力発展事業の予算を大幅に増額。イベント制作等の企業ボランティアを長期に派遣する取組を開始。
多摩地域の骨格幹線道路
整備の推進を。
建設局長 南北主要5路線は立川東大和線で環境影響評価手続を推進。東西4路線は新五日市街道福生市区間で30年度事業化を目指す。
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