平成29年第1回定例会の概要

平成29年度予算案を可決

 平成29年第1回定例会は、平成29年2月22日から3月30日まで37日間の会期で開催されました。

 初日、小池知事の施政方針説明が行われ、知事は、新しい東京の実現に向けた改革を強力に推し進め、明るい未来への確かな道筋を紡ぐ予算を編成したと述べ、議会の皆様と議論を重ね、都民ファーストの都政が導く明日への希望を実感していただけるよう全力を尽くすとの決意を表明しました。その後、議員提出議案「東京都議会議員の議員報酬等の特例に関する条例」など3件が可決されました。また、地方自治法第百条に基づく豊洲市場移転問題に関する調査特別委員会が設置されました。

 2月28日、3月1、2日は、各会派等の30人により、都政全般に対する知事などへの代表・一般質問が行われました。2日の質問終了後、予算案、条例案などの知事提出議案89件が上程され、予算特別委員会の設置、各委員会への議案の付託が行われたほか、人事案3件が同意議決されました。また、議員提出の条例案1件が上程され、所管の常任委員会に付託されました。

 3月8日には、知事提出議案のうち「平成28年度東京都一般会計補正予算(第3号)」など21件が各委員会報告のとおり可決されました。

 予算特別委員会では、3月14、15、16日に総括質疑が行われ、様々な角度から予算案に対する活発な議論が展開されました。さらに、27日には各常任委員会の予算調査を受けてのしめくくり総括質疑、翌28日には討論・採決が行われました。

 最終日の3月30日には、議案の採決などが行われ、「平成29年度東京都一般会計予算」を始め知事提出議案68件が各委員会報告のとおり可決されました。議員提出議案では、意見書4件、決議1件が可決されたほか、条例案1件が継続審査となりました。続いて、オリンピック・パラリンピック等推進対策特別委員会、豊洲市場移転問題特別委員会及び豊洲市場移転問題に関する調査特別委員会(百条調査委員会)の閉会中の継続調査が決定され、閉会となりました。

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