平成27年度各会計決算特別委員長報告(要旨)

委員長 秋田一郎(自民党)

 平成27年度各会計決算については、新公会計制度による財務諸表なども活用し、精力的な議論が行われました。

 各会計の決算状況は、一般会計が歳入6兆9137億円、歳出6兆7871億円となりました。

 また、15の特別会計の合計は、歳入4兆9376億円、歳出4兆7953億円となりました。

 決算審査では、平成27年度決算全体の評価など行財政運営、防犯カメラの整備、自転車の安全利用、特定整備路線や海岸保全施設の整備、気候変動対策、ゆりかご・とうきょう事業など福祉・保健医療対策、中小企業支援策、私学助成の充実、国家戦略特区、東京2020オリンピック・パラリンピックなど都政全般にわたり活発な議論が行われました。

 こうした質疑経過を踏まえ、12月2日に表決が行われました。

 一般会計及び特別会計のうち、地方消費税清算会計、都営住宅等事業会計など4特別会計は賛成多数で、その他の11の特別会計については全会一致で、いずれも認定すべきものと決定しました。

 なお、賛成多数により認定された一般会計及び4特別会計には、少数意見の留保がありました。

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