平成28年第3回定例会の概要

 平成28年第3回定例会は、9月28日から10月13日まで16日間の会期で開催されました。

 初日、小池知事の所信表明が行われ、知事は、豊洲市場への移転問題、東京大改革の推進、待機児童の解消、東京2020オリンピック・パラリンピックの成功などについて述べ、日本の未来を明るく照らす新しい東京を、都民の皆様、都議会の皆様と共に創り上げたいとの決意を表明しました。その後、名誉都民3名の選定について同意議決されました。また、議員提出議案「北朝鮮による核実験及びミサイル発射に対する抗議決議」が可決されました。

 10月4日、5日は、各会派等の20人により、都政全般に対する知事などへの代表・一般質問が行われました。そして、5日の質問終了後、知事提出議案30件が所管の常任委員会に付託されるとともに、平成27年度の各会計歳入歳出決算と公営企業各会計決算が、それぞれ設置された特別委員会に付託されました。また、人事案8件が同意議決されました。

 10月6日から11日までの間には、各常任委員会が開かれました。6日、7日の経済・港湾委員会では、豊洲市場への移転の延期及び豊洲市場建物下の盛土などについて質疑などが行われました。

 最終日の10月13日には、討論・採決などが行われ、知事提出議案30件が各委員会報告のとおり可決・承認されたほか、追加提出された人事案2件が同意議決されました。また、議員提出議案では、「私学振興に関する意見書」など意見書3件が可決されたほか、条例案1件が否決、1件が継続審査となりました。そして、豊洲市場移転問題特別委員会が設置され、閉会となりました。

ページ先頭に戻る