過大なインフラ投資を減らして
都民の福祉・暮らしを最優先に

白石 たみお(日本共産党)

消費税増税の中止
景気を更に冷え込ませる増税の中止を、知事が政府に求めるべき。
知事 社会保障の財源確保は不可欠であり、消費税引き上げの中止を求める考えはない。
貧困対策
〔1〕教育に係る経済的負担軽減が重要。認識は。〔2〕大学生への奨学金制度に踏み出す自治体が広がりつつある。受け止めは。
知事 〔1〕教育の機会の平等確保は極めて重要であり、親の経済状況によって子供が教育を受ける機会を失うことがあってはならない。〔2〕大学等を所管する国との役割分担に基づき、都は高校生等を対象に育英資金事業を展開。
保育・介護の人材確保
給与引き上げなしに人材不足は解決されない。知事の認識は。
知事 福祉職員の待遇改善は非常に重要だと思っている。人材の確保、定着を図っていく。
雇用対策
深刻な就職氷河期世代への手厚い支援が必要。具体的にどう取り組むのか。
知事 不本意に非正規雇用となっている方を一人でも多く減らしたい。3年間で1万5千人の正規雇用化に向け、対策を着実に進める。
小規模企業振興
地域経済を支える東京の小規模企業の重要性をどう認識しているのか。
知事 小規模企業は東京の産業振興にとって極めて重要。持続的発展を後押ししていく。
夜間定時制高校
4校廃止計画に反対する都民の意見や思いをどう受け止めているのか。
知事 子供たちの学ぶ意欲に応え、定時制課程全体の教育環境改善も考えた上での政策。東京の教育の一層の充実を進めていきたい。
財政運営
道路優先を改め過大なインフラ投資を減らして、福祉・暮らしの予算拡充を。
知事 福祉には全力を注いでいる。同時に道路などのインフラ整備を着実に進めていく。
2020年東京大会
〔1〕運営費が当初予算の6倍の1・8兆円に膨らむと報道されたが、知事は説明を受けたのか。〔2〕都の莫大な財政投入とならないよう、直ちに協議を行うべき。
知事 〔1〕ご質問の金額はどこかで聞いたが推測の域を出ないもの。〔2〕テロの脅威の増大、資材高騰等大きな環境変化に対応し、都が組織委員会・国と新たな役割分担を決めていく。
ページ先頭に戻る