2020年とその先を見据え
東京を世界で一番の都市に!

宇田川 聡史(自民党)

都政運営
〔1〕世界一の東京の実現のためには、責任ある舵取りが求められる。行政のトップとして、政治家としての28年度予算編成に対する考えは。〔2〕都民の視点に立った施策の実現のために、自己改革を一層推進すべき。
知事 〔1〕2020年大会の成功とその先を見据え、世界一の都市への飛躍の基礎を固める。予算を原動力に自ら先頭に立ち全力を尽くす。〔2〕自己改革を一層徹底し、都民に真に必要な施策の構築と強固で弾力的な財政基盤を確保。
2020年東京大会
〔1〕大会成功に向けた開催都市の責任者である知事の決意は。〔2〕レガシーとして継承するために取組の推進を。
知事 〔1〕組織委員会や国と連携し、都が先頭に立ち準備体制を構築。大会成功の責任を全うする。〔2〕施設整備やボランティア等準備を加速化し多岐にわたるレガシーを具体化する。
障害者スポーツ振興基金
意義と方向性は。
知事 安定的な財政基盤として基金創設。メディアによる認知度向上や選手への支援推進。
ラグビーワールドカップ
今後の取組は。
知事 東京スタジアムの機能向上など課題の調査を開始。組織委員会から要請のあった分担金の拠出を含め、開催都市の役割を果たす。
地域医療構想
策定状況と今後の進め方は。
福祉保健局長 都の特性踏まえ、構想区域ごとに医療関係者等から意見聴取。28年度早期に素案取りまとめ、パブリックコメント実施。
首都災害医療センター整備
基本的見解は。
知事 35年度開設に向け、災害やテロに伴う新たな災害医療拠点として着実に準備を推進。
多摩メディカル・キャンパス整備
見解は。
知事 より高度で専門的な医療の提供に向けた整備を行い、多摩・島しょ地域の医療拠点として地域全体の医療水準の一層の向上図る。
都市農業
将来を見据えた施策の展開を。
知事 栽培施設等の整備支援やブランド化等ハード・ソフト両面からの支援の拡充を図る。
観光振興
地域の活性化を進める取組を。
知事 地元自治体と連携した観光資源の掘り起こしへの支援強化や広域的な取組へのノウハウ提供等地域社会の活性化に結び付ける。
障害者や難病患者の就業支援
取組強化を。
知事 28年度、職場内ジョブコーチ設置への支援を開始。正規雇い入れ等を行う事業者に対し、国に先駆けて都独自の奨励金を創設。
空き家対策
所有者へのきめ細かな支援を。
知事 空き家の有効活用、適正管理及び発生抑制の三つの観点から総合的に取り組む。
環境政策
〔1〕新たな温室効果ガス削減目標の達成に向け、世界の範となる行動を。〔2〕新たな再生可能エネルギー利用拡大目標の意義と取組は。〔3〕環境性能の高いユニバーサルデザイン・タクシー普及事業の狙いと内容は。
知事 〔1〕28年度、高水準の省エネモデル住宅を調査開始。中小テナントビルと協力してグリーンリースの仕組みを新たに構築し、国や他都市を先導。〔2〕国を上回る方針を示し、機運を喚起して技術開発等を誘導。太陽光発電の拡大等多面的な施策を展開。〔3〕タクシー事業者が計画的に車両更新できるよう、総額61億円の補助制度を創設して温暖化防止に貢献し、誰もが快適に移動できる東京をつくる。
多摩振興
今後どのように振興を図るのか。
知事 長期的視点に立ち、有識者等幅広く議論を進め、29年度に新たな振興策をまとめる。

首都災害医療センター(仮称)災害時における医療提供体制を強化するため、広尾病院を移転改築して整備するセンターのこと。(35年度開設予定)

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