平成28年第1回定例会の概要

平成28年度予算案を可決

 平成28年第1回定例会は、平成28年2月17日から3月25日まで38日間の会期で開催されました。

 初日、舛添知事の施政方針説明が行われ、知事は、「世界一の都市」の実現に向けた取組を加速化・深化させ、力強く前進させる予算を編成したと述べ、2020年の先も東京と日本が発展していくため、全力を挙げて都政運営に当たるとの決意を表明しました。その後、議員提出議案「北朝鮮の核実験及びミサイル発射に対する抗議決議」が可決されました。

 2月23、24、25日は、各会派等の33人により、都政全般に対する知事などへの代表・一般質問が行われました。そして、25日の質問終了後、予算案、条例案などの知事提出議案126件が上程され、予算特別委員会の設置、各委員会への議案の付託が行われたほか、人事案20件が同意議決されました。また、議員提出の条例案2件が上程され、所管の常任委員会に付託されました。

 3月3日には、知事提出議案のうち「平成27年度東京都一般会計補正予算(第1号)」など17件が各委員会報告のとおり可決され、諮問1件が棄却すべき旨議決されました。また、追加提出された条例案1件が上程され、所管の常任委員会に付託されました。

 予算特別委員会では、3月7、8、9日に総括質疑が行われ、様々な角度から予算案に対する活発な議論が展開されました。さらに、22日には各常任委員会の予算調査を受けてのしめくくり総括質疑、翌23日には討論・採決が行われました。

 最終日の3月25日には、議案の採決などが行われ、「平成28年度東京都一般会計予算」を始め知事提出議案109件が各委員会報告のとおり可決されたほか、追加提出された条例案1件が可決されました。また、議員提出議案では、条例案2件が否決、1件が継続審査となりました。さらに、「青年・成人の障害者の余暇活動の充実に関する意見書」など意見書2件、決議3件が可決され、閉会となりました。

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