予算特別委員長報告

鈴木 あきまさ(自民党)

 平成27年度予算案は、「東京を世界一の都市へと飛躍させる予算」と位置付け、〔1〕2020年とその先の明るい未来に向けて積極的な施策構築を図り、大会終了後も将来に引き継がれるレガシーを創造するべく果敢な事業展開、〔2〕都民福祉の充実による生活の質の向上や日本を牽引する経済の活性化など都民一人ひとりが安心して豊かに暮らせる社会の早期実現、〔3〕施策見直しによる都政改革の推進と中長期を見据えた財源措置により戦略的・安定的な政策展開を支える財政基盤構築を基本に編成されました。

 予算規模は、一般会計6兆9520億円で特別会計、公営企業会計を合わせた総額は13兆8706億円でした。

 本委員会では、3日間にわたり総括質疑を行った後、各常任委員会の部局別質疑の調査を経て、しめくくり総括質疑を行いました。

 審査においては、行財政運営全般を始め、経済産業振興、雇用対策、都市基盤整備、環境対策、福祉・保健医療、教育・文化、東京五輪・パラリンピック、防災対策など様々な重要課題について議論が行われました。

 こうした審査経過を踏まえて、予算案は3月25日の委員会において各会派代表委員による討論の後、採決が行われ、一般会計予算など11議案は起立多数で原案どおり決定されました。これらの議案には少数意見の留保がありました。他の16議案は全会一致で原案どおり決定され、予算審査を終了しました。

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