小竹ひろ子(日本共産党)
舛添知事が、予算編成の基本として「都民福祉の充実による生活の質の向上」を位置付け、4万人分の保育サービス、1万9千人分の特別養護老人ホーム整備などを目指す事業、非正規から正規雇用への転換を図る企業への補助を行うことなどは評価できます。
しかし今、消費税増税、物価高、年金引き下げ、国民健康保険料(税)引き上げなどによって多くの都民は苦しんでいます。この事態に手を差し伸べる施策は、不十分です。
都市施設整備のあり方などを見直せば、都民のいのち、くらし、福祉、営業を守る施策の財源を生み出せます。以上の立場から知事提案の来年度一般会計予算に反対し、同会計の編成替えを求める動議に賛成するものです。
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