平成26年第2回定例会の概要

 平成26年第2回定例会は、6月10日から25日まで16日間の会期で開催されました。

 初日、舛添知事の所信表明が行われ、知事は、都市再生の取組、エネルギー政策、福祉施策、都市外交の展開などについて述べるとともに、防災対策では、地域防災計画の修正や「防災プラン(仮称)」の策定により首都の防災力を徹底強化するとの方針を示しました。また、2020年東京オリンピック・パラリンピックの会場計画を再検討するとの意思を表明しました。その後、議員提出議案「法人実効税率の引下げによる地方税財政への影響に関する意見書」が可決されました。

 6月17、18日は、各会派の20人により、都政全般に対する知事などへの代表及び一般質問が行われました。そして、18日の質問終了後、知事提出議案22件が所管の常任委員会に付託されたほか、人事案3件が同意議決されました。

 6月19日から23日までの間には、各常任委員会が開かれ、付託議案の審査などが活発に行われました。

 最終日の6月25日には、討論・採決などが行われ、「東京都いじめ防止対策推進条例」など知事提出議案21件が各委員会報告のとおり可決・承認され、諮問1件が棄却すべき旨議決されました。また、議員提出議案では、条例1件と「北朝鮮による日本人拉致問題の全面解決に関する意見書」など意見書3件が可決されました。そして、6月18日の一般質問の際の議員の不規則発言の問題については、議長から、都民・国民の皆様、心を痛められた女性の皆様へのお詫びとともに、各議員に対して、議会運営のルールを遵守し、品位を重んじた発言や行動に努めるようにとの発言がありました。さらに「東京都議会の信頼回復に関する決議」が可決され閉会となりました。

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