平成24年度各会計決算特別委員長報告(要旨)

委員長 相川博(自民党)

 平成24年度各会計決算については、新公会計制度による財務諸表なども活用し、精力的な議論が行われました。

 各会計の決算状況は、一般会計が歳入5兆9555億円、歳出5兆9030億円となりました。

 また、15の特別会計の合計は、歳入3兆6965億円、歳出3兆5431億円となりました。

 決算審査では、税収確保に向けた取組や都有地の利活用など行財政運営、自転車通行の安全対策や豪雨対策のための中小河川の整備、東日本大震災被災地支援、島しょ地域への交通アクセス、高潮対策、東京湾の水環境、地球温暖化対策、高齢者施策や保育所待機児童対策など福祉・保健医療対策、消費生活行政、中小企業支援策や就労支援対策、中高一貫教育校や私学助成など教育の充実、2020年オリンピック・パラリンピックなど都政全般にわたり活発な議論が行われました。

 こうした質疑経過を踏まえ、12月2日に表決が行われました。

 一般会計及び特別会計のうち、都営住宅等事業会計、用地会計など3特別会計は賛成多数で、そのほかの12の特別会計については全会一致で、いずれも認定すべきものと決定しました。