資金提供問題への知事の認識は
消費税増税は中止を申し入れよ

河野ゆりえ(日本共産党)

徳洲会からの資金提供
〔1〕なぜ銀行に預けなかったのか。貸金庫はいつどのような目的で借りたのか。〔2〕無利子・無担保・返済期限なしのお金の授受は贈収賄を疑われると考えなかったのか。〔3〕徳洲会が都の利害関係者か調べもしないで5千万円受け取ったのか。
知事 〔1〕大金を見てびっくりし、自宅に置けないため、すぐに返却する予定で妻の貸金庫に預けた。〔2〕当時そこまで考える心理的余裕がなかった。〔3〕徳洲会の都内での事業計画や、病院を経営しているという認識はなかった。
消費税増税
〔1〕国に実施中止を申し入れるべき。〔2〕都営交通運賃等は都民生活と都内経済に大きな影響及ぼす。値上げしない措置を。
知事 〔1〕持続可能な社会保障制度構築のために避けて通れない。中止申し入れる考えない。
交通局長 〔2〕国の方針踏まえ運賃に転嫁する。
都有地活用
介護サービス整備や少子高齢社会に対応した活用をどう具体化するのか。
財務局長 福祉インフラ整備促進に向け、区市町村と連携図り有効活用を引き続き進める。
少人数学級
他の学年への拡大を図るべき。
教育長 25年度から国に先駆け中1で実施。
都営住宅の増設
低所得者の住宅難解決へ空きマンション等の借り上げで増設すべき。
東京都技監 今後とも住宅セーフティネットの中核機能を的確に果たせるよう取り組む。
大島町の被災者支援
都独自の支援を充実し、被災状況に見合った細やかな支援を。
福祉保健局長 国の制度の対象とならない半壊世帯に最高200万円まで支援金を支給。
豪雨対策
都内の局所的豪雨への対応は。
東京都技監 近年の浸水被害状況など踏まえ、26年6月を目途に新たな基本方針を策定する。