平成25年第4回定例会の概要

 平成25年第4回定例会は、平成25年11月29日から12月13日まで15日間の会期で開催されました。

 初日、猪瀬知事の所信表明が行われ、知事は、自身が5千万円を借り入れたとする問題に触れ、陳謝した後、台風26号による被害を受けた大島の復旧・復興支援、防災・減災の取組、法人事業税の暫定措置と法人住民税の一部国税化という国の不合理で信義則にも反する見直しの問題などについて述べました。その後、知事提出の条例案5件、事件案1件が可決されました。

 12月5日、6日は、各会派の21議員により、都政全般に対する代表及び一般質問が行われました。そして、6日の質問終了後、知事提出議案48件が所管の常任委員会に付託されました。

 12月9日から12月11日までの間には、各常任委員会が開かれ、付託議案の審査などが行われました。なお、総務委員会では、知事の資産報告書の訂正について所管局から報告があり、知事の出席を求めて集中的に質疑が行われました。

 最終日の12月13日には、討論・採決などが行われ、知事提出議案48件が各委員会の報告のとおり可決されたほか、平成24年度の各決算が、各会計及び公営企業会計決算特別委員会の報告のとおり、それぞれ認定されました。また、オリンピック・パラリンピック招致特別委員会の調査結果が同委員会の報告のとおり議決されました。なお、追加提出された知事提出議案「東京都知事の給料等の特例に関する条例の一部を改正する条例」は、総務委員会に付託され継続審査となりました。議員提出議案では「小児慢性特定疾患児の成人移行後の支援体制の早期構築に関する意見書」など意見書4件、決議2件と「東京都議会委員会条例の一部を改正する条例」が可決され、閉会となりました。