新年のごあいさつ(議長・副議長)

東京都議会議長 吉野 利明

 あけましておめでとうございます。

 都民の皆様におかれましては、明るく希望に満ちた新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 昨年9月、ブエノスアイレスで開催されたIOC総会において、2020年オリンピック・パラリンピック競技大会の開催都市が東京に決定しました。力強いご支援を頂いた都民・国民の皆様に、都議会を代表して深く感謝を申し上げます。

 一方で、昨年10月には台風26号により、伊豆大島で甚大な被害が発生しました。亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りするとともに、被害に遭われた方々に、心からお見舞いを申し上げます。あわせて、早期の復興を祈念いたします。

 さて、日本経済に回復の兆しが見られる中、2020年東京大会の成功、さらにその先を見据え、東京の都市としての魅力を一層高めることが重要です。同時に、来る少子高齢・人口減少社会における安全・安心な暮らしを実現するため、都政の様々な課題を解決していかなければなりません。

 二元代表制の一翼を担う都議会は、安心して暮らせる東京を目指して、高度防災都市づくりをはじめ、景気・雇用対策、福祉・医療対策、文化・教育施策など、都政の重要課題の解決に全力を尽くしてまいります。また、全世界に夢と感動を与える2020年東京大会の成功に向けて、引き続き全力で取り組んでまいります。

 昨年6月、東京都議会議員選挙が行われ、第19期の都議会が新たにスタートしました。私たち都議会議員は、一千三百万都民の皆様の代表として、執行機関との真摯な議論を積み重ね、皆様の声を都政に反映してまいります。

 私は議長としての責任を強く自覚し、公平で円滑な議会運営に全力を尽くしてまいります。

 年頭にあたり、皆様のご健勝とご多幸を心から祈念いたしまして、新年のごあいさつとさせていただきます。

東京都議会副議長 藤井 一

 あけましておめでとうございます。

 本年が都民の皆様にとりまして更なる飛躍の年となりますよう、心からお祈り申し上げます。

 昨年9月、2020年オリンピック・パラリンピック競技大会の東京開催が決定しました。今後は、世界中の人々をおもてなしできるよう、都市のバリアフリー化や多言語化を推進していく必要があります。あわせて、このたびの開催決定により、東日本大震災による被災地の復興の取組が加速することを、強く祈念いたします。

 また、昨年は、第68回国民体育大会と第13回全国障害者スポーツ大会を一つの祭典とする「スポーツ祭東京2013」が都内全域で開催されました。東京の魅力を全国に発信するとともに、スポーツの感動を実感できる好機となりました。

 さらに、都民の皆様が、将来にわたり安全・安心に暮らせる東京を実現するためには、防災・減災対策、治安対策、中小企業対策、少子高齢化対策など、山積する都政の課題の解決が重要です。

 都議会では、都民の皆様が明るい未来を確信できる東京を目指して、着実に課題解決に取り組んでまいります。

 都民の皆様には、都議会の活動に対し、一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 私は副議長として、都議会を構成する議員が党派を超えて総合力を発揮できるよう、議長を補佐し、円滑な議会運営に尽力する所存でございます。

 年頭にあたり、都民の皆様のご活躍とご健勝を心よりお祈り申し上げまして、新年のごあいさつとさせていただきます。

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