東京大会後をにらんだ取組進め
福祉先進都市東京を世界に発信

小磯 善彦(公明党)

オリンピック・パラリンピック
東京大会の成功を目指す取組を、大会後の我が国の明るい展望に確実に繋げることが重要。新たな長期ビジョン構築に向けた知事の見解は。
知事 従来の発想を転換し、少子高齢化と人口減少社会の新たなモデルの構築が必要。一人ひとりが輝く世界一の都市の実現を目指す。
少子高齢化対策
〔1〕「構造的福祉」への基本認識は。〔2〕子育て支援新制度の実施主体となる区市町村への支援を。〔3〕生きがいづくりや就労支援も含めた高齢者施策を推進すべき。
知事 〔1〕福祉、雇用、住宅などの垣根を越え議論を深め、全庁の英知を結集し対策を推進。
福祉保健局長 〔2〕区市町村との情報共有や意見交換を行う連絡会議を活用し積極的に支援。〔3〕高齢化対策検討チームでの局横断的な検討を踏まえ、東京にふさわしい施策を推進。
パラリンピック
本来オリンピックと同等の価値を持つ。その価値を今以上に高め、パラリンピアンが興奮と熱狂の中で輝く大会を。
スポ振局長 施設のバリアフリー化や競技の普及啓発により選手に最高の舞台を用意する。
女性の活躍
〔1〕成長の原動力として拡大を。〔2〕警視庁女性職員の積極的登用への見解は。
知事 〔1〕都政の重要課題として取組を加速。
警視総監 〔2〕採用拡大や上級幹部への登用等と併せ、育児を抱える職員への支援等を充実。
被災地支援
〔1〕オリンピック・パラリンピックを通じた支援への見解は。〔2〕被災地から競技会場への参加や世界の人々との交流を。
知事 〔1〕大会開催の希望を力として、被災地の復興加速とスポーツを通じた支援を推進。
スポ振局長 〔2〕聖火リレーやサッカー予選に加え競技への招待やボランティア受入等による海外との交流で被災地復興を世界に伝える。
東京港
大型客船誘致へ新たな埠頭整備を。
港湾局長 今後の需要を見据えて、常時受け入れ可能な客船埠頭を臨海副都心地域に整備。
防災
だいち2号の衛星画像の活用を。
総務局長 活用へJAXAとの調整を進める。

だいち2号 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が25年度中に打ち上げを予定している「陸域観測技術衛星2号(ALOS-2)」の愛称。

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