平成25年第3回定例会の概要

 平成25年第3回定例会は、平成25年9月18日から10月11日まで24日間の会期で開催されました。

 初日、猪瀬知事の所信表明が行われ、知事は、2020年オリンピック・パラリンピックの東京招致成功について報告し、世界中の人々への感謝の意を述べた後、東京の10年後の姿を示す「新たな長期ビジョン(仮称)」を12月を目途に策定し、東京を、安心・希望・成長を実感できる世界一の都市にするとの決意を表明しました。その後、名誉都民3名の選定について同意議決されました。

 9月25、26日は、各会派の21議員により、都政全般に対する知事などへの代表及び一般質問が行われました。そして、26日の質問終了後、知事提出議案19件と議員提出議案1件が所管の常任委員会に付託されるとともに、平成24年度の各会計歳入歳出決算と公営企業各会計決算が、それぞれ設置された特別委員会に付託されました。また、諮問1件が棄却すべき旨議決され、人事案10件が同意議決されました。

 9月27日から10月9日までの間には、各常任委員会が開かれ、付託議案の審査などが活発に行われました。

 最終日の10月11日には、討論・採決などが行われ、知事提出議案19件が各委員会の報告のとおり可決・承認されたほか、追加提出された副知事選任の人事案1件が同意議決されました。また、議員提出議案では条例案1件が否決、「私学振興に関する意見書」など意見書4件、決議1件が可決されました。そして、オリンピック・パラリンピック推進対策特別委員会が設置され、閉会となりました。

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