平成23年度各会計決算特別委員長報告(要旨)

委員長 山下太郎(民主党)

 平成23年度各会計決算については、新公会計制度による財務諸表なども活用し、精力的な議論が行われました。

 各会計の決算状況は、一般会計が歳入5兆9701億円、歳出5兆9345億円となりました。

 また、16の特別会計の合計は、歳入3兆7210億円、歳出3兆5773億円となりました。

 決算審査では、都有財産の利活用や税収確保に向けた取組など行財政運営、自転車通行の安全対策や防災都市づくりの促進、羽田空港の機能強化、島しょ地域の港湾整備事業、校庭の芝生化事業、高齢者施策や保育所待機児童対策など福祉・保健医療対策、消費生活行政、中小企業支援策や就労支援対策、いじめ対策、特別支援教育や私学助成など教育の充実、スポーツ祭東京2013、アジア大都市ネットワーク21など都政全般にわたり活発な議論が行われました。

 こうした質疑経過を踏まえ、11月30日に表決が行われました。

 一般会計及び特別会計のうち、都営住宅等事業会計、用地会計など4特別会計は賛成多数で、そのほかの12の特別会計については全会一致で、いずれも認定すべきものと決定しました。

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