平成24年第3回定例会の概要

 平成24年第3回定例会は、9月19日から10月4日まで16日間の会期で開催されました。

 初日、石原知事の所信表明が行われ、知事は、尖閣諸島を巡る問題に触れた後、東京がアジアの中心的都市の役割を引き続き担うためには、弱点を克服し、機能性をさらに高めなければならないと述べ、地域防災計画修正素案の策定、エネルギー問題への取組、社会資本の充実、そしてオリンピック・パラリンピック招致などに言及しました。その後、名誉都民2名の選定について同意議決されました。

 9月25日、26日には、各会派の18人により防災対策などを中心に都政全般に対する知事などへの代表・一般質問が行われました。そして、26日の質問終了後、知事提出議案28件と議員提出の条例案2件が所管の常任委員会に付託されるとともに、平成23年度の各会計歳入歳出決算と公営企業各会計決算が、それぞれ設置された特別委員会に付託されました。また、人事案2件が同意議決されました。

 9月27日から10月2日までの間には、各常任委員会が開かれ、付託議案の審査などが活発に行われました。

 最終日の10月4日には、討論・採決などが行われ、知事提出議案28件が各委員会の報告のとおり可決・承認されたほか、追加提出された人事案2件が同意議決されました。また、議員提出議案では条例案2件が否決、「私学振興に関する意見書」など意見書4件が可決され、閉会となりました。

ページ先頭に戻る