尖閣諸島公有は基本的に賛成
横田基地共用化の早期実現を

大塚たかあき(民主党)

尖閣諸島
〔1〕知事の購入表明を支える所有者の真意は。どこまで交渉は進んでいるのか。〔2〕所有者の意思を実現するため公益財団等の戦略的な組織も検討する必要。〔3〕地元意向を踏まえたビジョン作成し将来展望を明らかにせよ。〔4〕国の責任による永続的な保全が必要。
知事 〔1〕強い政治不信がありながら、私のいる東京にならば売ってもよいということになった。交渉の内容は現時点では話せない。〔2〕今回の狙いは個人から公に所有権を切り替え安定を図ることにあり、解散もあり得る公益団体より公共団体が望ましい。〔3〕東京自ら調査を行い島の特徴を生かした活用方法を練り上げる。〔4〕11億円を超える拠金は東京への賛意ととらえ、政府もバックアップするべき。
横田基地
軍民共用化早期実現に向け国等との連携を進展させ取組を強めよ。見解は。
知事 日本側の体制を固め直し国の関係省庁と都が一枚岩となって交渉に取り組みたい。
都民投票条例
〔1〕直接請求や住民投票制度に対する基本認識は。〔2〕必要な修正を加えた上での都民投票への見解は。〔3〕原子力発電所の稼働の是非についての国民投票への見解は。
知事 〔1〕間接民主制を補充する重要な手段だが一自治体の住民投票にはなじまない。〔2〕修正案がまだ分からない今の段階では答えられない。〔3〕他国と島国の我が国とは地勢的な状況が異なる。政治家は専門的な知見に基づき国家の行く末を見据えた責任ある決断を。
省エネ・エネルギーマネジメント
〔1〕夏の節電行動に向けた基本的考え方は。〔2〕スマートエネルギー都市の実現に向けた取組は。〔3〕都内中小規模事業者のこれまでのコスト削減効果は。区市町村とも連携し取組を進めよ。
環境局長 〔1〕23年の経験の総括と24年夏の電力需給見通しを踏まえた賢い節電三原則に基づく取組を促進。〔2〕省エネ技術やノウハウの最大限活用等により実現。〔3〕省エネ診断結果では相応の光熱水費削減可能。区市町村主催研修会への省エネ専門家派遣を重点的に実施。
オリンピック・パラリンピック招致
〔1〕今後の世論喚起のための戦略は。〔2〕国立競技場整備計画の早期取りまとめを。〔3〕五輪とスポーツの持つ可能性等を組み合わせ、世界の共感を呼ぶ招致の大義を世界に発信すべき。
スポ振局長 〔1〕開催効果を分かりやすく伝えるためメディアと連携し都民の関心を喚起。〔2〕計画を早期に固めるよう国等に強く要請。〔3〕25年1月提出の立候補ファイルでスポーツの持つ力を一層強調し広く世界にアピール。
羽田空港跡地
東京の磁力を高める可能性を秘めた活用計画に対する知事のイメージは。
知事 羽田空港との一体利用を図ることで国際空港の機能を一層効果的に発揮させたい。
今後の都市開発
〔1〕都市における森と緑の再生について知事の見解は。〔2〕マンション耐震化促進に向けたこれまで及び今後の取組は。
知事 〔1〕海の森整備等自然と融合した風格ある都市東京を創出し次世代へ引き継ぎたい。
都市整備局長 〔2〕法制度改正を国に提案。今年度は耐震診断の助言等を行う啓発隊を派遣。
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