平成24年第2回定例会の概要

 平成24年第2回定例会は、6月5日から20日まで16日間の会期で開催されました。

 初日、石原知事の所信表明が行われ、知事は、東京が一地方という垣根を越えてでも国家のために行動を起こさなければならないとの決意を表明し、尖閣諸島の購入、エネルギー危機への対処、高度防災都市の造形、オリンピック・パラリンピックの招致などについて述べました。

 6月12日、13日には、各会派等の18人により都政全般に対する知事などへの代表・一般質問が行われました。そして、13日の質問終了後、直接請求に伴い付議された「東京電力管内の原子力発電所の稼働に関する東京都民投票条例」を含む知事提出議案24件が所管の常任委員会に付託されたほか、条例案1件が可決、人事案2件が同意議決されました。

 6月13日から18日までの間には、各常任委員会が開かれ、付託議案の審査などが活発に行われました。

 最終日の6月20日には、討論・採決などが行われ、「東京電力管内の原子力発電所の稼働に関する東京都民投票条例」は否決、そのほかの知事提出議案23件は各委員会の報告のとおり可決・承認されたほか、追加提出された副知事選任の人事案2件が同意議決されました。また、議員提出議案では、「登記の事務・権限等の地方への移譲に関する意見書」など意見書5件が可決され、閉会となりました。

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