首都直下地震対策を推進せよ
がん対策の一段の加速と拡充を

山下太郎(民主党)

「2020年の東京」計画
都民にとって望ましい安心・安全の持続可能な都市として機能し、それを実感し得ること重要。所見は。
知事 計画を羅針盤にして防災力の向上等を進め、東京の都市機能を十全なものにしたい。
24年度予算
都民が安心・安全を着実に取り戻し、今後を展望する予算であるべき。
知事 防災力強化やエネルギー対策、雇用対策、都市インフラ整備等を進め、首都東京の発展につながる確かな流れをつくり上げたい。
首都直下地震
減災対策の更なる推進を。
知事 科学的知見等に基づき被害想定を見直し、地域防災計画の修正に反映していく。
帰宅困難者対策
〔1〕今後どう取り組むのか。〔2〕条例制定は実効性上げる有効手段となるか。
知事 〔1〕一斉帰宅の抑制徹底や企業での食料等備蓄、駅等の利用者保護の徹底等を推進。
総務局長 〔2〕基本的責務を明確にし、実施手順等を事業者等と十分調整して計画で定める。
エネルギー政策
〔1〕再生エネルギーの利用普及拡大に向けた取組は。〔2〕夏の電力不足回避へ合理的な節電と省エネルギー化の推進を。
環境局長 〔1〕住宅用太陽光発電の普及拡大や太陽熱市場再構築補助事業等更なる取組進める。〔2〕節電継続を誘導し電力需要の抑制図る。
産業振興
〔1〕総合特区を活用した外国企業の誘致に向け取組は。〔2〕産業空洞化対策として中小の工場集積の確保にどう対応するか。
知事本局長 〔1〕国と協議始め、3月にフランス開催の国際不動産見本市でPR活動展開等。
産業労働局長 〔2〕ものづくり産業集積強化支援事業を創設し区市町村の助成事業を支援。
雇用対策
〔1〕若年者の就業対策は。〔2〕東京都版シルバーハローワークを創設する意義は。
産業労働局長 〔1〕東京しごとセンターでのきめ細かい支援や未就職卒業者緊急就職サポート事業の拡充等。〔2〕元気で行動意欲の高い高齢者に社会を支える担い手として活躍を期待。
オリンピック・パラリンピック招致活動
〔1〕日本独自の文化や精神を積極的に取り入れるべき。〔2〕障害者スポーツの課題解決のためにもパラリンピックの意義を前面に出すべき。
スポ振局長 〔1〕フェアプレー精神や勤勉さ等を今後も各種会議等でアピールする。〔2〕スローガンに両大会名を併記する等あらゆる場面でオリンピックと同等のアピールに努める。
教育施策
〔1〕日本、世界を牽引する次世代リーダーの育成を進めるべき。〔2〕メディアリテラシー等情報活用能力をどう育成するのか。
知事 〔1〕若者を鍛え直し、日本人としての自覚を取り戻させ、個性等に応じたひらめきや豊かな創造力等を備えた人材育成に取り組む。
教育長 〔2〕情報教育の専門家を学校に派遣し、児童生徒の情報活用能力の一層の向上を図る。
がん対策
〔1〕東京の特性に合わせた計画目標を。〔2〕コメディカル緩和ケアの人材育成を。
福祉保健局長 〔1〕特性を反映した数値目標や施策等を検討。〔2〕シンポジウムや研修、症例検討会等で人材育成を推進。

総合特区 地域の自立的な取組に基づく個性ある地域の活性化と今後の日本全体の成長戦略の観点から、複数の規制の特例措置や税制・金融・財政上の支援措置等を一体として実施する取組。

メディアリテラシー メディアを主体的に読み解く能力、メディアにアクセスし活用する能力、メディアを通じコミュニケーションする能力を構成要素とする複合的な能力のこと。

コメディカル 診療を支援するスタッフのこと。

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