平成24年第1回定例会の概要

平成24年度予算案を可決

 平成24年第1回定例会は、平成24年2月22日から3月29日まで37日間の会期で開催されました。

 初日、石原知事の施政方針説明が行われ、知事は、平成24年度予算案を、都税収入が5年連続で減少する厳しい状況の中、強固な財政基盤を堅持しつつ、直面する難局を乗り越え、東京の更なる発展に向けて着実に歩みを進める予算として編成したと述べ、東京から日本再浮上の道筋をつけるべく、渾身の力を振り絞っていくとの決意を表明しました。

 2月28、29日、3月1日は、各会派の27人により都政全般に対する知事などへの代表・一般質問が行われました。そして、1日の質問終了後、予算案、条例案などの知事提出議案134件が上程され、予算特別委員会の設置、各委員会への議案の付託が行われたほか、人事案8件が同意議決されました。

 3月8日には、知事提出議案のうち「平成23年度東京都一般会計補正予算」など17件が、各常任委員会の報告のとおり可決されたほか、議員提出の条例案1件が、新たに所管の常任委員会に付託されました。

 予算特別委員会では、3月13、14、15日に総括質疑が行われ、様々な角度から予算案に対する活発な議論が展開されました。さらに、26日には各常任委員会の予算調査を受けてのしめくくり総括質疑、翌27日には討論・採決が行われました。

 最終日の3月29日には、提出議案の採決が行われ、「平成24年度東京都一般会計予算」や付帯決議を付した「平成24年度東京都中央卸売市場会計予算」を始め知事提出議案117件が各委員会の報告のとおり可決又は承認されたほか、議員提出の条例案1件が否決されました。また、「外国資本等による土地売買等に関する法整備を求める意見書」など意見書3件、決議1件が可決され、閉会となりました。

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