東京都議会海外調査団の報告

イギリス・ドイツ

 都議会は、五輪招致に係る諸課題、エネルギー政策、都市計画等を調査するため、平成23年11月6日から12日まで、大塚たかあき議員、鈴木勝博議員、小山 くにひこ議員の3名をイギリス及びドイツに派遣しました。

 ロンドン(イギリス)では、市役所で五輪招致、交通政策、エネルギー政策及び都市計画等について調査を行うとともに、五輪のメイン会場がある五輪パークや選手村、太陽光や断熱技術、風力など様々な省エネ技術を集大成した住宅等の視察を行いました。ベルリン(ドイツ)では、環境省で再生可能エネルギー政策や省エネ政策等の調査を行うとともに、欧州大手電力会社の天然ガス発電所を視察しました。ミュンヘン(ドイツ)では、再生可能エネルギー関連の民間企業及び再生可能エネルギーへの民間投資のリスクを引き受けている保険会社で調査を行うとともに、1972年五輪開催時の競技場であった五輪パークの視察を行いました。

アルゼンチン・ウルグアイ・ブラジル

 都議会は、五輪招致に係る諸課題、環境政策、観光政策等を調査するため、平成23年11月4日から14日まで、吉野 利明議員、林田武議員、高橋信博議員、吉住健一議員の4名を南米3カ国に派遣しました。

 ブエノスアイレス(アルゼンチン)では、天然ガス自動車について政府機関と民間団体で調査を行い、自転車政策については市の担当者と、観光政策については政府の観光庁長官と意見交換や質疑を行いました。コロニア・デル・サクラメント(ウルグアイ)では、県庁の観光局で世界遺産を生かした観光政策等について調査を行いました。リオデジャネイロ(ブラジル)では、五輪招致について五輪委員会で調査を行うとともに、メイン会場や選手村予定地等の視察を行い、五輪終了後の使い方等の調査を行いました。またサンパウロ(ブラジル)では、世界自然遺産である大西洋岸森林保護区を視察し、世界自然遺産保全の取組等について調査を行いました。

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