平成22年度各会計決算特別委員長報告(要旨)

委員長 斉藤あつし(民主党)

 平成22年度各会計決算については、新公会計制度による財務諸表なども活用し、精力的な議論が行われました。

 各会計の決算状況は、一般会計が歳入5兆8926億円、歳出5兆8699億円となりました。

 また、17の特別会計の合計は、歳入4兆1039億円、歳出3兆9583億円となりました。

 決算審査では、法人事業税の暫定措置の撤廃や都税収入など行財政運営、自転車交通安全対策の取組や防災都市づくり対策、木造住宅密集地域の整備、島しょ地域における道路整備事業、校庭の芝生化事業、高齢者施策や保育所待機児童対策など福祉・保健医療対策、商店街の支援事業や就労支援対策、農業振興、多摩産材の利用拡大、特別支援教育や私学助成など教育の充実、スポーツ祭東京2013、10年後の東京計画など都政全般にわたり活発な議論が行われました。

 こうした質疑経過を踏まえ、12月2日に表決が行われました。

 一般会計及び特別会計のうち、都営住宅等事業会計、用地会計など4特別会計は賛成多数で、そのほかの13の特別会計については全会一致で、いずれも認定すべきものと決定しました。

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